[メイン] GM : 準備が良ければ教えてくれ

[メイン] 邪神ちゃん : 教えますの

[メイン] 白の聖女エクレシア : 教えます!

[メイン] ゆんゆん : お、教えますっ!!

[メイン] GM : では…出航だァ~!!!

[メイン] 邪神ちゃん : 出航ですの~~~~~~~~!!

[メイン] 白の聖女エクレシア : 出航だァ~~~~!!

[メイン] ゆんゆん : 出航です~~~~!!

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : キミたちは船に乗って世界を股にかける冒険者です。今は冬島のサクラ王国に滞在しています。最近この国の王様が変わったため、情勢が不安定で仕事に事欠かないからです。

[メイン] GM : 今日も仕事を求め、酒場に来ていますね。

[メイン] 邪神ちゃん : 「…………」

[メイン] 邪神ちゃん : 上半身は金髪蒼眼の美少女、下半身は大蛇の魔族が酒場のテーブルにて

[メイン] 邪神ちゃん : 真剣な表情で……

[メイン] 邪神ちゃん : トランプタワーを作っていた。

[メイン] 邪神ちゃん : GM、タレント《悪魔》と器用でSRやらせろですの

[メイン] GM : わかった

[メイン] 邪神ちゃん : 2D6+10+3>=1LV 器用SR (2D6+13>=20) > 9[4,5]+13 > 22 > 成功 > 経験値9

[メイン] system : [ 邪神ちゃん ] 経験値 : 4 → 13

[メイン] 邪神ちゃん : ……トン。と頂上のトランプカードを合わせ……完成ッ!!!

[メイン] 邪神ちゃん : 「や、やりましたの……!ついに!タワーが……が……」

[メイン] 邪神ちゃん : ぶるり、と体を震わせ……。

[メイン] 邪神ちゃん : 「ぶあああああっくしょんッッッッッ!!!!!!!」

[メイン] 邪神ちゃん : ㌧㌧、トランプカードはお釈迦になりました。

[メイン] 邪神ちゃん : 「あああああああ!?!?わ、私の最高傑作がぁああ~~~!?!?」
ガーーーン!と頭を抱え、悶える。

[メイン] ゆんゆん : 「……!!
 ……あ、あぁっ……!!」

[メイン] 邪神ちゃん : クソ!クソ!とテーブルを叩き、悔し泣きする。

[メイン] ゆんゆん : 口を抑え、その様子に釣られて声を出す。

[メイン] 邪神ちゃん : 「……あァんッッ?!?!?」
ゆんゆんの方を見て。

[メイン] 邪神ちゃん : 「今私を馬鹿にした声出したのはお前ですの!?むがああああ!!」

[メイン] ゆんゆん : 茶髪をリボンで二つに束ねた少女、ゆんゆん。
彼女は邪神ちゃんのトランプタワ―が作られているのを見ていた。
柱の影から、最初からずっと。

[メイン] ゆんゆん : なぜそんな事をしていたかというと。

[メイン] 邪神ちゃん : 完全に逆切れである。傍迷惑な悪魔。それが、邪神ちゃん。
対処法?殴ればいいよ。だって相手は、悪魔族だから。

[メイン] ゆんゆん : 「ひゃ、ひゃぁぃっ!?」

[メイン] ゆんゆん : 「い、いえそのっ!とっても上手にトランプタワ―を作るので……
 さいっ……途中から見ていて、すごいなあって、見惚れてしまったので……!」

[メイン] 邪神ちゃん : 「………なにっ!?」

[メイン] 邪神ちゃん : 上手に、だと……?……ふふ~ん。

[メイン] 邪神ちゃん : にんま~りと、笑みが顔に彩られていく。

[メイン] ゆんゆん : ”最初から”というと引かれる気がするので言葉を選ぶ、ぼっち。

[メイン] 邪神ちゃん : 「だーーひゃひゃひゃ!なーんだ!そういうことですの!
 んじゃ、お前見どころクソありますの!!」
バシ!バシ!とゆんゆんの背中を叩きながら笑う悪魔。

[メイン] ゆんゆん : えへへへ、と手を結び笑っている。

[メイン] 白の聖女エクレシア : ガツ!ガツガツガツ!
隣の席での喧噪にも目をくれず……いや眼の色を変えて滅茶苦茶食べる少女が一人

[メイン] 白の聖女エクレシア : 旅の後で…腹が減っていたのだ

[メイン] 邪神ちゃん : 「へい!店員!この女に何か酒でも奢れですの!
 だひゃひゃひゃひゃ!!」

[メイン] ダビー・フランク : 「ああ?」

[メイン] ゆんゆん : 「はぅううっ!
 いえ、私なんかトランプタワー数百回は作りましたけど、まだ20段の壁はこせないのでえ……っ」
叩かれる度に、あうあうと声を漏らす。

[メイン] 邪神ちゃん : 「この冬島一番の酒ですの!!」

[メイン] 邪神ちゃん : ダビーへゲラゲラと、上機嫌に笑いながら。

[メイン] ダビー・フランク : なんだこの横柄な態度はと呆れながらも

[メイン] 白の聖女エクレシア : そうして5,000,000ベリーは食ったと思われる…その時!!

[メイン] ゆんゆん : 彼女は友だちが少ない。そのため、一人で出来る遊びの一つ、トランプタワ―をよくしている。
邪神ちゃんに関しても「トランプタワ―が好きな人なのかなぁ……?仲良くなれるかなぁ……?」と思い、見ていた。

[メイン] ダビー・フランク : 「わかったよ。お前さんのツケにしとくからな」

[メイン] ゆんゆん : 「……ほええ?!わ、私お酒飲めませんよっ!
 お気持ちだけで……十分ですっ!」

[メイン] 邪神ちゃん : 「構わんですの!!うひゃひゃ!」

[メイン] 白の聖女エクレシア : 彼女の脳裏に過る詠唱束!これは冒険で活用できそうだ!

[メイン] ゆんゆん : ふるふるっ、と両手を振るう。

[メイン] 邪神ちゃん : なんせ私は!1000万ベリーもの財産がありますの!!

[メイン] 白の聖女エクレシア : 《あ~~~治ったー!》を習得した

[メイン] ダビー・フランク : そう言ってゆんゆんのテーブルへお酒の入ったボトルを置く。

[メイン] 邪神ちゃん : ボトルの置かれたテーブルへ目をやる。
ゆんゆんと、そしてエクレシアが座る席へ。

[メイン] 邪神ちゃん : うおっ、コイツ、すっげぇ飯食ってんな……?
と思いながら。

[メイン] 邪神ちゃん : 「……そういやお前ら、"冒険者"か?」

[メイン] ゆんゆん : 「…………あうっ……ありがとうございます」
うぅう、飲んでいいのかなぁ……?お酒って酔っぱらうと怖いとか……。

[メイン] 邪神ちゃん : ゆんゆん、そしてエクレシアへ話しかける。
サンドウィッチを片手に、むっしゃむっしゃと食いながら。

[メイン] ダビー・フランク : そいつのツケだから遠慮すんなといった視線をゆんゆんへ向ける。

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「……ふう、満足♥」
「……えっ?あっはい!冒険者です!」
3人の気配にやっと気づく

[メイン] ゆんゆん : 「あ、はいっ!ええっと……ここに来たのも、お酒を飲むためでもなくって────依頼捜しのため、です!」

[メイン] 邪神ちゃん : 「へぇ~!通りでな!中々腕の立つ気配を感じましたの!」
エクレシアとゆんゆんに、感心したような目線を配りながら。

[メイン] 邪神ちゃん : 「ま、私もこれでも冒険者だが、今回は旅の一環でここに来て……
 おい!店主!この酒はちなみにいくらですの?」
ダビーの方を向きながら。

[メイン] ゆんゆん : ちらりと横を見れば、空になった皿が大量にある。
……これ、食べたの……!?あ、というか……!前にお仕事で出会った、エクレシアさん……!!

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「あっ、ゆんゆんさん!お久しぶりですね!」

[メイン] ゆんゆん : ふむふむ、と邪神ちゃんの言葉に頷きながら。
お酒のグラスを、おそるおそる飲んで。

[メイン] ゆんゆん : 「ひゃいっ!?うぇ、はひっ、お、お久しぶりでひゅっ!
 エクレシアさん……」
声を掛けようか書けまいか悩んでいたのだが、声を掛けられ全身がびくり。
初対面より、二回目の方が彼女にとっては緊張する。

[メイン] ダビー・フランク : 「そうだな…一番良い酒だったから」
1000年ものと書いてある酒瓶を見ながら

[メイン] 邪神ちゃん : ほ~ん?と、ダビーの見る酒瓶を一緒に見やりながら。

[メイン] ゆんゆん : 二人の様子を見ながら、ちびちび、と飲んでいる。
……このお酒、初めて飲んでみたけど美味しいかも……?

[メイン] ダビー・フランク : 「…いや、金は要らない」
「代わりになんだが、人助けをしてもらえないか?」

[メイン] 邪神ちゃん : ぴくりと眉が反応し。

[メイン] 邪神ちゃん : 「人助け?ほーーん?」
テーブルに肘をつけ、頷きながら。

[メイン] ゆんゆん : 「人助け……ですか?」
ことん、とグラスを置く。いつの間にか飲み切ったようだ。

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「人助け?私も話を伺ってもよろしいですか?」

[メイン] ダビー・フランク : 「そうだ。人助けだ」
3人にコクリと頷き

[メイン] 邪神ちゃん : うおっ、めっちゃ話に食らいつきましたのこの二人!
ははーーーん、依頼にわざわざ首を突っ込むってことは……

[メイン] 邪神ちゃん : 私が思うよりも、相当腕が立つな……?

[メイン] 邪神ちゃん : それなら……私がもっと強くなって、ゆりねのヤツをぶっ倒すためにも……
この二人の戦闘技術、盗みまくるか?"盗賊"らしく、な

[メイン] 邪神ちゃん : 「とりあえず、詳しく聞かせろですの!」

[メイン] 邪神ちゃん : 思惑を匂わせる笑みを浮かべながら。

[メイン] 邪神ちゃん : 何よりも、酒代がタダになるってんなら、大儲けですの!

[メイン] ダビー・フランク : 「実はこの国の国王が流行病にかかったから医者を探しているらしいんだが、良い医者が見つからないらしくてな」

[メイン] 邪神ちゃん : 「はんはん、つまり医者探しってことか?」

[メイン] ダビー・フランク : 「ああ。お前たちは暇そ…顔も広そうだからな」

[メイン] 邪神ちゃん : は?コイツ今、暇そうっつったな?

[メイン] 邪神ちゃん : 普通に苛立ちを顔に露わにする邪神ちゃんだが、グッと抑え。

[メイン] 邪神ちゃん : 「お前今、暇そうつったな?」

[メイン] ダビー・フランク : 「おれとしても国王には元気でいてもらいたくてな、頼まれてくれないか?」

[メイン] 邪神ちゃん : グッと抑えられてなかった。

[メイン] ダビー・フランク : 「…いや?」

[メイン] 邪神ちゃん : くそがッ!

[メイン] ダビー・フランク : 素知らぬふりをする。

[メイン] ゆんゆん : 「えへへへ、そ、それほどでもありませんよ……!」
直球に褒め言葉としてもらっている。
後ろ顔に手を当てながら。

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「ええ!勿論いいですよ!」

[メイン] 邪神ちゃん : 「……ケッ、まぁいい、分かったのですの
 それに、そうだな……流行り病があるってんなら」

[メイン] 邪神ちゃん : 窓の外の雪景色を見ながら。

[メイン] 邪神ちゃん : 「私ら"冒険者"じゃねーと、広く動けなさそーだしな」

[メイン] ダビー・フランク : まあそうだな。と邪神ちゃんにうなずく

[メイン] ゆんゆん : 「……実際、病気に掛かっている方がいるなら……
 一刻も早く治った方が、苦しくないですよね」

[メイン] 邪神ちゃん : だひゃひゃ!だがしかーーし!流行り病に負けない、最強の魔族がここに!
それが邪神ちゃんですの!うひゃひゃひゃひゃひゃ!!

[メイン] 邪神ちゃん : 「うっし!」
バン!と立ち上がり、ゆんゆんとエクレシアの方へ向き。

[メイン] 邪神ちゃん : 「んじゃ、今回はよろしく頼みますの!」

[メイン] 邪神ちゃん : ばちーん、とウインク。

[メイン] ゆんゆん : この人……私たち”冒険者”の役割を理解してる……
すごい熟練者なのかな……なんだか憧れちゃうな……

[メイン] ゆんゆん : そんな憧れの瞳を向けながら、は、はいっ!と、たどたどしくもしっかりと応える。
なにせ、私たちは冒険者なのだから。
しっかりと気合を入れないと。

[メイン] ゆんゆん : ……ん、あれ……?
お酒の金額表が落ちてる?

[メイン] ゆんゆん : ……おごってもらったのっていくらぐらいだったんだろう……
…………え。

[メイン] ゆんゆん : ……こっ、これっ……!?
……い、いいのかなぁ……!?

[メイン] ゆんゆん :  

[メイン] ゆんゆん :  

[メイン] ゆんゆん :  

[メイン] ゆんゆん : 「は、はぅうっ、へくちっ!!」

[メイン] ゆんゆん : ぶるぶると震え、両手を体に巻き付け暖を逃がさないようにする。
けれど雪風は寒さに覚悟がないものの温度を奪おう、と躊躇なく拭いている。

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「だ…大丈夫ですか?」

[メイン] ゆんゆん : そう、ここはサクラ王国。
冬島と呼ばれる、年中温度が変わらない特異な島。

[メイン] 邪神ちゃん : 豪快なくしゃみをするゆんゆんの隣には……
上半身裸の、悪魔族。邪神ちゃん。

[メイン] 邪神ちゃん : 「ここら一帯、雪だらけだからな~
 体調崩すんじゃねーですの、ほれ」

[メイン] 邪神ちゃん : ポイ、とゆんゆんへマフラーを投げる。

[メイン] ゆんゆん : 目に映る世界は白銀の景色。
この島を回るなら、相応の準備が必要だが。
それを忘れていたのが、彼女である。

[メイン] ゆんゆん : 「えへへ、大丈夫ですよっ……わわっ!?」
ぽふん、とキャッチ。

[メイン] ゆんゆん : 「わぁっ……ちょっと寒いと思ってたのでありがと……」

[メイン] ゆんゆん : 「……寒くないんですか?」

[メイン] 邪神ちゃん : 「いや?」

[メイン] 邪神ちゃん : 寒いけど。

[メイン] 邪神ちゃん : 「服を着るのは雑魚がやることですの」
鼻水を啜りながら。

[メイン] ゆんゆん : ぱちぱち、と瞼を瞬かせる。
目の前にいる人は完全に冷えてそうなんですけど。
……丈夫な人なのかなぁ……?

[メイン] 邪神ちゃん : 「それよりも、だ!」

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「それで寒くないんですか…?凄いなあ…」
そんな何も着ずに寒くないなんて…
…所でこの人は何で何も着てないんだろう…?

[メイン] 邪神ちゃん : おうよ!私は無敵の邪神ちゃんだからな!と
エクレシアに豪快に笑いながら。

[メイン] ゆんゆん : 「大丈夫じゃないじゃないですかぁっ!
 あ、は、はいっ!」

[メイン] 邪神ちゃん : 「この邪神ちゃんと共に依頼を受けるってんなら
 お前らのことについて、まずは知りてーですの」

[メイン] 邪神ちゃん : 「今回はわかんねーけど、本来なら命懸けの仕事を共に受け
 そして背を預け合う、それが冒険者ですの」

[メイン] ゆんゆん : マフラーの半分を邪神ちゃんに巻き付けようとするが、雑魚のすることと言われて。
付ける、外す、つける、外すの動作を何度も行っている。

[メイン] 白の聖女エクレシア : でも、よく考えたらその事を周りの人が指摘したり、怪しんだりしてる様子は無かった
ということはこれは、彼女が何も着てないのはごく自然な事なんだろうと思った

[メイン] 邪神ちゃん : 「なら、仲間の事についてよく知っておくのは、トーゼンのことですの」

[メイン] 邪神ちゃん : 「つーわけで、アレですの!」

[メイン] 邪神ちゃん : 街を、ビシッ!と指差し!

[メイン] 邪神ちゃん : 「二人の情報収集能力からテストし始めますの!」
だひゃひゃ!とクソ偉そうに。

[メイン] 邪神ちゃん : 実際にはこの邪神ちゃん、知性が無い。
情報収集能力は、ほぼ無い。クソザコナメクジなのだ。

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「そういう事なら…任せてください!」

[メイン] 邪神ちゃん : ほほーう?いい返事ですの!と笑いながら。

[メイン] ゆんゆん : 数十回くらい動作を繰り返し、ようやくぱたりと止めて。

[メイン] ゆんゆん : 「情報収集……そう、ですね」
くるりと周囲を見渡す。

[メイン] 邪神ちゃん : 「二人が情報収集し終えたら、広場に集まりますの!」

[メイン] ゆんゆん : 「こんな広々とした、活気あふれる街なのに……
 お医者さんがいないって言うのも珍しい話でしょうし」

[メイン] 邪神ちゃん : ばちん、と二人へウインクし。

[メイン] 邪神ちゃん : ゆんゆんの言葉に頷く。

[メイン] 邪神ちゃん : 「そもそも、寒いってんなら、そら風邪は引くだろうに
 医者がいないってのは、な~~~~んか、なぁ?」

[メイン] 邪神ちゃん : そうだろ?とエクレシアにも同意を求めるように。

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「言われてみれば…それらしい影は何処にも…?」

[メイン] 邪神ちゃん : まぁ無敵の邪神ちゃんは風邪を引かないがな!だーっはっはっはっは!!
と、勝手に隣で笑ってる。

[メイン] 邪神ちゃん : なお鼻水は垂れてる。啜る。

[メイン] ゆんゆん : ただでさえゆんゆんも風邪を引きそうだったと言うのに。
周りに医者がいないのは不便で仕方ないはず。

[メイン] ゆんゆん : 「……はっ!」

[メイン] 邪神ちゃん : 「ゆんゆん、あと医者ってのは、アレだろ?」

[メイン] 邪神ちゃん : 「国に従ってる奴なんだろ?」

[メイン] ゆんゆん : えっ、あっ、はい!と頷き。

[メイン] 邪神ちゃん : 「じゃあ国について調べたら手っ取り早いんじゃねー?」
鼻をほじりながら。

[メイン] ゆんゆん : 「はっ、なるほどっ……!!流石ベテランさん……もとい、邪神ちゃんさんです!!思いつきませんでした……!」

[メイン] 邪神ちゃん : ベテラン、という単語に、鼻が伸びるような思いになる邪神ちゃん。
大変ご満悦な表情となる。どや。

[メイン] ゆんゆん : 「それにそれに、私たちに情報取集を任せることで……
 冒険者として経験を積み、そしてもっと成長してもらう……
 そんな狙いがあったんですね!?」

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「……!!」

[メイン] 邪神ちゃん : 「だーひゃひゃひゃ!苦しゅうないですの!
 んで、そうだ!そのとーーーりですの!!」
ビシィ!とゆんゆんに指差し。

[メイン] ゆんゆん : きらきらと、邪神ちゃんに目を輝かせつつ。

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「凄い…!そんな先のことまで考えて…!」

[メイン] 邪神ちゃん : ※もう一度言おう。邪神ちゃんは、知性が無い。情報収集?そんなのは、期待できない。これは、他人任せにしてるだけなのだ。ただの、クズなのだ。

[メイン] 邪神ちゃん : 「ゆんゆん!エクレシア!お前らの冒険者としての腕
 この私に見せるがいいですのーーーー!!」

[メイン] ゆんゆん : こくこく、と頷いて。

[メイン] 邪神ちゃん : そして、再び街の方へ指差し。もう片方の手は腰に当てる。

[メイン] ゆんゆん : 「それじゃあエクレシアさん、どっちが情報を多く集められるか……
 バトルじゃないけど、頑張ろう!」

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「はい!」

[メイン] ゆんゆん : 両手を構え、ふんす、と息を漏らす。

[メイン] ゆんゆん : そうして、二人の新米冒険者は街へと駆けていく────。
そのコミュ力で情報を集められるのかは、果たして。

[メイン] ゆんゆん :  

[メイン] ゆんゆん : [情報]先代と現在の国王について
1lvのSR

[メイン] ゆんゆん : 2D6+21>=1LV 知性SR (2D6+21>=20) > 3[1,2]+21 > 24 > 自動失敗

[メイン] ゆんゆん : 【ぼっち】でも情報を調べることくらいだってできます……!!

[メイン] ゆんゆん : 2D6+21+3>=1LV 知性SR (2D6+24>=20) > 3[1,2]+24 > 27 > 自動失敗

[メイン] ゆんゆん :  

[メイン] ゆんゆん : 結論から言えば、ゆんゆんは情報を集めることが出来なかった。

[メイン] ゆんゆん : 「あ、あのぉ……そのぉお……ちょ、ちょっとおじか……アッナンデモナイデス」

[メイン] ゆんゆん : 超小声で道行く人にこんな調子で話しかけていたので、そもそも気づかれることがなかった。

[メイン] ゆんゆん : ゆんゆんはぼっちとなった。
冒険者の道のりは厳しい。

[メイン] ゆんゆん :  

[メイン] 白の聖女エクレシア : [情報]この国の医者について
1lvのSR

[メイン] 白の聖女エクレシア : 愛想よく魅力度で判定
礼儀作法を教わったということで教養!

[メイン] GM : わかった

[メイン] 白の聖女エクレシア : 2D6+19+3>=1LV 魅力SR (2D6+22>=20) > 11[5,6]+22 > 33 > 成功 > 経験値11 > 悪意1

[メイン] system : [ 白の聖女エクレシア ] 経験値 : 1809 → 1820

[メイン] GM : エクレシアはこの街の住人から以下の情報を得ます。

[メイン] GM :  

[メイン] GM : [内容]この国の医者は先代の国王の医者狩りという政策で20人にまで減っている。今は全員流行病の治療に尽力していて手を離せない。
他にも''魔女''と呼ばれる医者もいるが、神出鬼没のためどこで会えるかはわからない。

[メイン] GM :  

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「い…医者狩り…!?なんでそんな…!?」

[メイン] 町人 : 「前の王様は独裁者でなァ…」

[メイン] 町人 : 「本当に困った王様だったよ」

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「そ…そうだったんですか…」
「情報、ありがとうごさいます!」

[メイン] 町人 : 「そういうことだからお嬢ちゃんも怪我や病気には気をつけるんだよ」

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「はい!貴方もお気をつけて!」
軽くお辞儀をしてその場を後に

[メイン] 白の聖女エクレシア :  

[メイン] 邪神ちゃん : そして広場にいる邪神ちゃんだが。

[メイン] 邪神ちゃん : ゲロ寒かった。

[メイン] 邪神ちゃん : 「う゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁ~~~~~~さびぃぃぃいい~~~~」

[メイン] 邪神ちゃん : 顔を真っ青に、ガタガタと身を震わせながらも……。

[メイン] 邪神ちゃん : ぴくりと、耳が動く。

[メイン] 邪神ちゃん : ……あーん?

[メイン] 邪神ちゃん : それは─────。

[メイン] 邪神ちゃん :  

[メイン] 邪神ちゃん : [情報]先代と現在の国王について
1lvのSR

[メイン] 邪神ちゃん : 雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ丈夫ナカラダヲモチ

[メイン] 邪神ちゃん : なので体力で、《悪魔》タレント使いますの

[メイン] 邪神ちゃん : 2D6+22+3>=1LV 体力SR (2D6+25>=20) > 3[1,2]+25 > 28 > 自動失敗

[メイン] 邪神ちゃん : はークソ

[メイン] 邪神ちゃん :  

[メイン] 邪神ちゃん :

[メイン] 邪神ちゃん :

[メイン] 邪神ちゃん :

[メイン] 邪神ちゃん :  

[メイン] 邪神ちゃん : バタッ。

[メイン] 邪神ちゃん :  

[メイン] 邪神ちゃん :  

[メイン] 白の聖女エクレシア : ……そういえば神出鬼没の魔女がいるっても言っていましたね
唯一のお医者さん、気になりますね

[メイン] 白の聖女エクレシア : [情報]魔女と呼ばれる医者について([情報]この国の医者について判定後)
1lvのSR

[メイン] 白の聖女エクレシア : 今回は魔女に関する資料を漁ります
タレントは教養で、図書館みたいな感じで使います

[メイン] GM : わかった

[メイン] 白の聖女エクレシア : 2D6+21+3>=1LV 知性SR (2D6+24>=20) > 11[5,6]+24 > 35 > 成功 > 経験値11 > 悪意1

[メイン] system : [ 白の聖女エクレシア ] 経験値 : 1820 → 1831

[メイン] GM : エクレシアは新聞などから以下の情報を得ます。

[メイン] GM :  

[メイン] GM : [内容]彼女は「Dr.くれは」という名の医者で、前国王による医者狩りから逃れて医療活動を続けていた。腕は確かなのだが、法外な治療費を取るため国民からは恐れられている。
月夜の晩に、トナカイに似た奇妙な動物にソリを引かせ空中を移動している姿から''魔女''と呼ばれるようになった。

[メイン] GM :  

[メイン] 白の聖女エクレシア : トナカイに似た奇妙な動物にソリを引かせ空中を移動する……

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「サンタクロース…?」

[メイン] 白の聖女エクレシア : ちょっとそれは…気になりますねこの人

[メイン] 白の聖女エクレシア :  

[メイン] 邪神ちゃん :  

[メイン] 邪神ちゃん : そしてゆんゆん、エクレシアは集合場所である広場に向かったのだが
そこにあるのは─────。

[メイン] 邪神ちゃん : 全身真っ青の、邪神ちゃんが、ぶっ倒れてた。
きっとこの寒さに負けてしまったのだろう。当たり前だ!!!!!!!!!

[メイン] ゆんゆん : とぼとぼ、と肩を落として白銀を歩く。
彼女のぼっちスキルでは何も掴むことは出来なかった。

[メイン] ゆんゆん : 「ってえーーーーー?!?!」

[メイン] 邪神ちゃん : 死~~~~~~ん。

[メイン] ゆんゆん : 慌てて駆け寄り、肩を持つ。

[メイン] ゆんゆん : 「ひぇっ!?つ、冷たい!?この国の雪の数倍冷えてますよ!?」

[メイン] 白の聖女エクレシア : ゆんゆんの大声に反応して戻ってくる

[メイン] 邪神ちゃん : ゆんゆんの肩に、めっちゃ冷たい感触が。
普通に死にそうなやつだった。愚か、邪神ちゃん。

[メイン] 邪神ちゃん : 加えて反応も無い。目が点のまま、凍り付いていた。

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「どどどどうしたんですか!?」

[メイン] ゆんゆん : 「あっ、エクレシアさん!じゃっ、邪神ちゃんさんの息が……!!!」

[メイン] 邪神ちゃん : 服を着る奴は雑魚と豪語する邪神ちゃんであったが
服を着ないことで、命を刈り取られんとしていた。雑魚は、お前だったのだ、邪神ちゃん。

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「え…?ええっ!!?」

[メイン] 邪神ちゃん : ベテラン冒険者(?)の威風はどこへと消え去ってしまったのやら─────。

[メイン] ゆんゆん : 氷を持っているかとも思えるくらいの冷たさ。
どうしてこんなになるまでほおっておかれてしまったんですか……!

[メイン] 邪神ちゃん : 理由は簡単だ。

[メイン] 邪神ちゃん : 流行り病の存在だ。

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「どどどどうしましょう!?ここに医者なんて一人も…」

[メイン] 邪神ちゃん : 街に倒れる者がいれば、流行り病の感染を疑うだろう。

[メイン] ゆんゆん : 「……こ、こうなれば……医者さんに頼んで……
 ……って、この国にはお医者さんがいないんでしたよね……?」

[メイン] 白の聖女エクレシア : いや…確か一人いる!
でもその人は何処に現れるか…

[メイン] 邪神ちゃん : ゆえに、街の者達は、その存在を見ても、助けようとしなかったのだろう。
ある意味、それは正解とも言える行動であり、この世界における防疫行動としては、何らおかしくない。

[メイン] ゆんゆん : エクレシアに、尋ねるように目を向ける。

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「医者…医者は…」

[メイン] ゆんゆん : 触れていく内にどんどん熱が奪われていく────。
ああ、神様……どうして邪神ちゃんさんにこんな苦難を与えるんですか……!

[メイン] ゆんゆん : ごくり、と息を呑んでエクレシアを見る。

[メイン] 白の聖女エクレシア : 急いでドクターくれはの場所を調べます!
教養と知識!

[メイン] 邪神ちゃん : 当然、この街の医者に診てもらうのは、人手不足により不可能。
故に─────エクレシアの、解はッ

[メイン] 白の聖女エクレシア : 2D6+21+3>=1LV 知性SR (2D6+24>=20) > 7[3,4]+24 > 31 > 成功 > 経験値7

[メイン] system : [ 白の聖女エクレシア ] 経験値 : 1831 → 1838

[メイン] GM : エクレシアは雪山にDr.くれはの隠れ家があるという噂を聞きますね。

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「……雪山に向かいましょう!」

[メイン] ゆんゆん : 「雪山────ですか!?」

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「一人だけ心当たりがあります!この町で魔女と呼ばれている唯一の医者…」

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「Dr.くれは!!」

[メイン] ゆんゆん : 一件、医者の事を尋ねて雪山に────とは、ヘンな話かもしれないが。
しかし、エクレシアさんと接してわかる。この人はこんな時に嘘をつくこともない、人助けには真剣な人なのだから。

[メイン] ゆんゆん : 「……その人が、邪神ちゃんさんを助ける唯一の……」

[メイン] ゆんゆん : ごくり、と息を呑み。

[メイン] ゆんゆん : 「”魔女”……不穏な響きもありますが、はいっ……
 どんな方であれ、助けて下さるなら……手を借りないと、もっと冷たくなってしまいます……」

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「急ぎましょう!このままでは本当にマズイ!」

[メイン] ゆんゆん : そうしてマフラーを、すみませんと言いながら邪神ちゃんに巻き付けつつ。
彼女を背負い、エクレシアにこくりと頷く。

[メイン] ゆんゆん : 魔法使い職、普段筋力を使うことのない役目であるゆんゆんに、彼女を背負うという事は文字通りの重荷ではある。

[メイン] ゆんゆん : しかし、それ以上の気持ち────急いで助けないとという想いで体を動かしてた。

[メイン] ゆんゆん : 「────はいっ!」

[メイン] ゆんゆん : ぎゅっと彼女の腰……腰?辺りを持って背負う。

[メイン] 白の聖女エクレシア : 先陣を切るようにして歩く、もしもの時の為に

[メイン] 白の聖女エクレシア :  

[メイン] ゆんゆん : そうして、はぁはぁ、と彼女を抱えて走る。

[メイン] ゆんゆん : 時々、こちらを見る人が噂話のようにこそこそ、と耳打ちしている。

[メイン] 町人 : 「オイ見ろよ……また流行り病の感染者か……?」
「やあねえ……前の王様の影響で、こっちには医者がいないし……」

[メイン] 邪神ちゃん : 死~~~~~~~ん。

[メイン] 町人 : 「医者狩りなんて起こすから……」
と、口々に遠目で言い合っている。

[メイン] 町人 : 憐れむ目はあっても、助けようとする者はいない。
それが防疫として正しい判断なのだ。

[メイン] ゆんゆん : 「…………」
その噂話を耳にしながら、頭の中でまとめていく。

[メイン] ゆんゆん : 一体この状況を作ってしまったのは、どういった人物によるものなのか、と────。

[メイン] ゆんゆん :  

[メイン] ゆんゆん : 【ぼっち】で他人の話に耳を立てるのは慣れてます!

[メイン] GM : わかった

[メイン] ゆんゆん : 2D6+21+3>=1LV 知性SR (2D6+24>=20) > 10[4,6]+24 > 34 > 成功 > 経験値10 > 悪意1

[メイン] system : [ ゆんゆん ] 経験値 : 89 → 105

[メイン] GM : ゆんゆんは以下の情報を耳にします。

[メイン] GM :  

[メイン] GM : [内容]先代の国王の名は「ワポル」。悪政で国民を苦しめていた。とある流れの冒険者により討伐され、今は行方不明となっている。また、ワポルには300万ベリーの懸賞金がかかっている。
現在の国王の名は「ドルトン」。かつてはワポルの元で守備隊長を務めていた。ワポルの悪政に嫌気が差し、流れの冒険者達に加勢してワポルを討伐し、現サクラ王国の国王になった。
彼は心優しい王のため、自分よりも国民の病気の治療を優先している。彼の部下や国民は彼のことを心配している。また、彼は王宮ではなく、麓の村のビッグホーンに住んでいる。

[メイン] GM :  

[メイン] ゆんゆん : ひゅうひゅう、と息を漏らしかけていく。
普段一人遊びが限度で体力がない彼女の筋肉は、早くも疲れ始めているが。

[メイン] ゆんゆん : ヒュオオオオォオ、と一陣の寒風が通り抜ける。

[メイン] ゆんゆん : 「ぅ、さむっ……!?そっか、こっちの方は向かい風だから……
 風が打ち付けられちゃうんだ……」

[メイン] ゆんゆん : どうしよう、と足踏みしている時間もない。
彼女の温度はどんどんと奪われていってしまうのだから。

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「……っ!」
これは…雪山は危ないと聞いていたがここまで寒いとは

[メイン] ゆんゆん : 「っ…… ……あっ、そういえば……」

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「……?」

[メイン] ゆんゆん : 髪が雪風に揺れ、若干手が震え始めるが。

[メイン] ゆんゆん : 「防寒具……買っておいたんです、これは……」

[メイン] ゆんゆん : すっと、鞄からもこもことした毛皮の防寒具を取り出し。
邪神ちゃんへと、着せようとする。

[メイン] ゆんゆん : 「……えへへへ、服を着るのは雑魚……と言ってましたが
 私が無理やり着させたので……雑魚なのは私ですね」

[メイン] 邪神ちゃん : ガタガタガタ。と震えていた邪神ちゃんであったが
ゆんゆんが着せてくれた防寒具によって、その震えが徐々に収まっていく。
だが、相変わらず容態は優れず。はぁ。はぁ。と白の吐息を吐きながら、苦しんでいた。

[メイン] ゆんゆん : 「……エクレシアさんも……防寒した方がいいんじゃないですか……?
 きっと、この山を駆けるのは……今以上の寒さですから……!」

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「……ゆんゆんさん」

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「無理だけはしないで下さいね、疲れたら私が背負うの変わりますから」

[メイン] ゆんゆん : 震えが止まっていく様子に、ほっと胸を撫で下ろし。
エクレシアへと目線をやる。

[メイン] ゆんゆん : 「……はいっ、でも……平気です!」

[メイン] ゆんゆん : 首元に巻かれたマフラーに手を当て。
きゅっと握る。

[メイン] ゆんゆん : 「私は……これだけでも、十分暖かいんです」
にこり、と笑って。

[メイン] ゆんゆん : さて────と、見上げる。

[メイン] ゆんゆん : 聳え立つは、一面の雪景色に包まれた山。
ゴオオォオと鳴く音は、果たして吹雪なのか、魔物なのか。

[メイン] ゆんゆん : それほどの未知と寒冷に包まれた、真っ白な山。
こんな場所に住むのは、果たしてどのような人物なのか────。

[メイン] ゆんゆん :  

[メイン] ゆんゆん :  

[メイン] ゆんゆん :  

[メイン] GM : キミたちはDr.くれはの隠れ家を探すため、雪山を急ぐ。
ゆんゆんとエクレシアは寒さで1d6の体力低下、1d3の耐久低下が発生。

[メイン] ゆんゆん : 1d6 体力 (1D6) > 5

[メイン] 白の聖女エクレシア : 1d6 (1D6) > 5

[メイン] ゆんゆん : 1d3 耐久 (1D3) > 3

[メイン] system : [ ゆんゆん ] 耐久度 : 8 → 5

[メイン] 白の聖女エクレシア : 1d3 (1D3) > 1

[メイン] system : [ 白の聖女エクレシア ] 防御点 : 2 → 1

[メイン] system : [ 白の聖女エクレシア ] 耐久度 : 11 → 6

[メイン] GM : 幸運で1lvのSRどうぞ

[メイン] ゆんゆん : 2D6+14>=1LV 幸運SR (2D6+14>=20) > 14[5,5][1,3]+14 > 28 > 成功 > 経験値14

[メイン] 邪神ちゃん : 2D6+9>=1LV 幸運SR(空振り) (2D6+9>=20) > 5[1,4]+9 > 14 > 失敗

[メイン] ゆんゆ+14 : :経験値

[メイン] system : [ 邪神ちゃん ] 経験値 : 16 → 21

[メイン] 白の聖女エクレシア : 2D6+5>=1LV 幸運SR (2D6+5>=20) > 6[1,5]+5 > 11 > 失敗

[メイン] system : [ ゆんゆん ] 経験値 : 105 → 119

[メイン] system : [ 白の聖女エクレシア ] 経験値 : 1838 → 1844

[メイン] GM : ではゆんゆんは雪が降る中、視界の先に一軒の家を見つけます。

[メイン] ゆんゆん : 「………………」

[メイン] ゆんゆん : もはや、意識は半ばないような状態だった。

[メイン] ゆんゆん : 手もかじかみ、筋肉痛などの感覚がない。
凍ったまつげの付いた目は片方しか開いておらず。

[メイン] ゆんゆん : ただ、そんな中でも。

[メイン] ゆんゆん : 「っ、ぁ、えくれしあ、さんっ……!見つけました……っ!!」

[メイン] ゆんゆん : 震える青色の唇で、雪を切り開き先導する彼女に伝える。

[メイン] ゆんゆん : そして、もうひと頑張り、といかんばかりに。
感覚のない足を動かし、一歩、また一歩と足を進めていく。

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「……!分かり…ました…そっちですね…」
寒さに鈍くなる思考と体をうごかす

[メイン] ゆんゆん : そう、目指していた場所────一つの家。
雪が明かりを照らす、誰かがいるはずの一軒家。

[メイン] ゆんゆん : エクレシアさんの掴んだ情報が正しければ、きっとあそこに────!

[メイン] ゆんゆん : どん、と扉にあたる。
いつの間にか家の扉まで来ていたようで。

[メイン] ゆんゆん : 「ぁっと……お、お邪魔します……」

[メイン] ゆんゆん : ぎい、と音を立て、扉を開いていく。

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「誰か…いませんか…!」

[メイン] GM : 扉を開け、その中入ると

[メイン] トナカイ? : 一匹のトナカイのような生物が唖然とキミたちを見ていました。

[メイン] トナカイ? : 「だ、誰だお前ら!?」

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「……へっ?」

[メイン] ゆんゆん : 「はぇっ……?……か、かわいい……」

[メイン] 白の聖女エクレシア : 今…トナカイ?が喋った…?
寒さでついに幻覚が…?

[メイン] ゆんゆん : 急に出てきた動物。
そして喋る、という有り得なさに、ふとそんな感想を抱く。

[メイン] 邪神ちゃん : 謎のトナカイは目にすることだろう。

[メイン] 邪神ちゃん : 上半身は普通の人間、金髪碧眼美少女、そして下半身は大蛇の女が
ぐったりとしている姿を。

[メイン] トナカイ? : そのトナカイのような生物は、動物なのに人間の言葉を喋り、ミンク族とも少々違う様子でした。

[メイン] トナカイ? : そして邪神ちゃんの様子を見て目の色を変える。

[メイン] トナカイ? : 「…!そいつ病気なのか!?」

[メイン] 邪神ちゃん : 「はぁ………はぁっ………」
その表情は、熱によって真っ赤に染まっている。
ゆんゆんのコートのおかげで、なんとか体力を留めているも、息も荒く。

[メイン] ゆんゆん : 「え、っと……は、い……
 急に倒れてしまっていて、すっごく冷たくなっていて……!」

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「……!」
これが幻覚なのか何なのか今ははっきりしないけど…

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「はい!治療お願いできますか!?」

[メイン] ゆんゆん : くらくらと揺れる頭を抑えながら、トナカイへと答える。
真っ白な肌で、体中震えている。
これでは誰が患者かわかった物ではない。

[メイン] トナカイ? : 「わかった。とりあえず向こうのベッドに運んでくれ」

[メイン] トナカイ? : 「おれは治療の準備をしてくる!」

[メイン] トナカイ? : ゆんゆんとエクレシアの様子を見て

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「はい!」
邪神ちゃんをベットに運ぶため協力して足の方を持つ

[メイン] ゆんゆん : わかりました……と、か細い声で。
ず、ずずず、と歩きながらベッドへと向かう。

[メイン] トナカイ? : 「お前らの顔色…低体温症と凍傷の疑いがあるぞ!暖炉に温かいスープがあるからそれを飲め!」

[メイン] ゆんゆん : 途中軽くなったのは、エクレシアの助けによるものだろう。

[メイン] ゆんゆん : 「ひゅう、ひゅう……ぁ……は、はぃっ……」

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「ありがとう…ございます…!」

[メイン] ゆんゆん : ぼおっとした頭ながらも、「暖炉」、「スープ」という言葉は聞き取れて。

[メイン] トナカイ? : 「まずはこっちが優先だな」
邪神ちゃんの方を見て

[メイン] トナカイ? : 「お前たちもあとで診るから安静にしておいてくれ」

[メイン] ゆんゆん : こくりと頷き、震えが若干収まった様子で暖炉へと向かって行った。

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「はい…」
暖炉で暖まりながらゆっくりスープを飲む

[メイン] トナカイ? : 2人の様子を見て安心し、邪神ちゃんの治療に取りかかる

[メイン] トナカイ? :  

[メイン] トナカイ? : 邪神ちゃんの治療を終え、ゆんゆんとエクレシアの診察も終え、ふぅと一息つく。

[メイン] GM : ゆんゆんとエクレシアは減った分の体力と耐久の回復どうぞ

[メイン] system : [ ゆんゆん ] 耐久度 : 5 → 8

[メイン] system : [ 白の聖女エクレシア ] 耐久度 : 6 → 11

[メイン] system : [ 白の聖女エクレシア ] 防御点 : 1 → 2

[メイン] 邪神ちゃん : ぐらりと体をベッドから起こす。額に手を当てながら、目をパッチリと開けて。

[メイン] 邪神ちゃん : 「─────ん……んん……ここは……どこ、ですの?」

[メイン] 邪神ちゃん : 見知らぬ場所、デジャヴ感。以前も、とある冒険者と共に
宝箱を手に入れるために洞窟へ突入した途端
全く見知らぬ場所にいたことがあり。

[メイン] 邪神ちゃん : きょろきょろと辺りを見渡すと、ゆんゆん、そしてエクレシアと……。

[メイン] 邪神ちゃん : 「………たぬき?」

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「ああよかった…無事だったんですね」

[メイン] トナカイ? : 「…おれはたぬきじゃねェ!」

[メイン] ゆんゆん : 「……よ、よかったぁ……
 元気そうなら、何よりです……」

[メイン] 邪神ちゃん : 「うおっ、喋りましたの……!?」
ビックリしながらも、エクレシアとゆんゆんの方を向き
ベッドから、ゆっくりと降り。

[メイン] ゆんゆん : 毛布を掛けられ、暖かなスープの器を手に持ちながら。
にこっと笑い。

[メイン] 邪神ちゃん : 「……なるほど、大体わかったですの、そうか、私は……
 悪いな、二人とも……」
申し訳なさそうに。

[メイン] 邪神ちゃん : 頭の後ろを掻きながら。

[メイン] トナカイ? : 「その2人に感謝した方がいいぞ。もう一歩遅かったら死んでいたかもしれないんだからな」

[メイン] 邪神ちゃん : ベテラン冒険者を豪語しておきながら、このザマですの。
みじめったらありゃしねーですの。

[メイン] 邪神ちゃん : 「………ああ、そうだな」
エクレシアとゆんゆんへ、軽く頭を下げる。
深く下げないのは、ちっぽけなプライドが許さないという、アレ。

[メイン] 白の聖女エクレシア : ……意識がはっきりしてきても彼から声が聞こえる
つまり本当にしゃべってる…

[メイン] ゆんゆん : 「い、いえ!目的はお医者さんと会う事でしたから!
 むしろ……こうして会えて結果オーライです……!」

[メイン] ゆんゆん : その様子ににこっと微笑みつつも。

[メイン] ゆんゆん : 「……いや、お医者さん……なんでしょうか?」

[メイン] 邪神ちゃん : くぅぅ……。フォローが、優しいけど、めっちゃ苦しいですの……!

[メイン] 邪神ちゃん : そしてちらりと、喋るトナカイの方を向き。

[メイン] 邪神ちゃん : 「……あー、えーと、お前もありがとうですの」

[メイン] 邪神ちゃん : 「たぬきじゃないなら……あー、なんだ?」

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「え~っとそれで…貴方は一体…?」

[メイン] トナカイ? : 「医者は病人を治すためにあるからいいんだ」

[メイン] ゆんゆん : 首を傾げる。そう、喋る動物なんて、この未知で溢れる世界広しと言えども、見たことがない。
ましてや人を看病する動物なんて。

[メイン] トナカイ? : 「おれ?おれはトニートニー・チョッパー」
「こんな姿をしているが立派な医者だ」

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「チョッパーさんでしたか、私はエクレシアです、この度は色々とお世話になりました…」

[メイン] 邪神ちゃん : 「チョッパー、か……わかったですの、覚えたですの
 この、邪神ちゃんの命を救った恩人の名前として」
ニッ、と笑い。不遜な態度っつーか、偉そうな態度で。

[メイン] 白の聖女エクレシア : ペコリと頭を下げる

[メイン] ゆんゆん : 「チョッパーさん……初めまして、あの……ゆんゆんですっ!
 よよよ、よろしく、お願いします……!」

[メイン] 邪神ちゃん : そのまま、エクレシアとゆんゆんが座るソファの隣へ
ぼふん!と座り、チョッパーと対峙する。

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「……あっそうだ治療費…」
「すいません、いくらぐらいですか?」

[メイン] ゆんゆん : ぺこりと頭を下げるが、目線があっていない。
ぼっち特有のコミュニケーション不足。

[メイン] チョッパー : 「バ、バカヤロー!そんなに感謝されても嬉しくねェよ!コノヤローが!!」
ニコニコしながら変な踊りを踊りつつ

[メイン] 邪神ちゃん : めっちゃ嬉しがってるですの。

[メイン] ゆんゆん : 何か……かわいい……

[メイン] 邪神ちゃん : 「そうですの、治療費と………あと、救ってもらってなんだが……
 少し、聞いてみたいことがありますの」

[メイン] チョッパー : 「治療費はいらねェよ。困っていたらお互い様だしな」

[メイン] チョッパー : 「なんだ?聞きたいこと?」

[メイン] 邪神ちゃん : マジか、コイツめっちゃ太っ腹ですの。チビっ子なのに。

[メイン] 邪神ちゃん : そしてこくりと頷き。

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「……えっ?」「あ、ありがとうございます…」
あれ?聞いてた話と違う?

[メイン] ゆんゆん : 「……ええっ、そんな、いいんですか……?」

[メイン] ゆんゆん : ずず、とスープに口を付けながら。

[メイン] 邪神ちゃん : 「私達は、腕の立つ医者を探すように言われてるんですの
 サクラ王国は今、医者が不足してるのは……
 チョッパーも知ってるだろですの?」

[メイン] チョッパー : 「ああ。前の王…ワポルのせいでな」

[メイン] 邪神ちゃん : 知らない情報だった。だって気絶していたから。
でも邪神ちゃん、知らないという恥はかきたくないから
「そうだな」と返事してしまう。

[メイン] 邪神ちゃん : ザ・知ったかぶり。

[メイン] 邪神ちゃん : 「私をこんなすぐに治せるだなんて、お前は名医に決まってるですの!」

[メイン] チョッパー : 「それでわざわざ医者探しにここまで来たってことか?」

[メイン] ゆんゆん : 途中で聞いたお話だ……と、ふむふむ、と頷いている。

[メイン] 邪神ちゃん : そう言い、手を広げたり閉じたりしてみせる。
特に支障なく動かせる。

[メイン] チョッパー : 「名医だなんて言われても嬉しくないぞコノヤロー!!!」

[メイン] 邪神ちゃん : めっちゃ嬉しがってるですの。

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「あっ、はい」「急患だったので急いでて…」

[メイン] ゆんゆん : 「あはは……どっちかって言うと、邪神ちゃんさんの急患だったんですけどね
 ただ、この国唯一のお医者さんなのであれば……お助け願えないか、と……」

[メイン] チョッパー : 「…お前たちもしかして、ドクトリーヌ…Dr.くれはを探しに来たのか?」

[メイン] 邪神ちゃん : 「助けてもらった身なのに、悪いな」
と言いながら、くれはという名前に。目が点になる。

[メイン] ゆんゆん : このスープ、とっても美味しいです……!と、喜びながら。

[メイン] 邪神ちゃん : ? あ、ああ。と、また頷く。知ったかぶり。

[メイン] 邪神ちゃん : ちらりと、エクレシアとゆんゆんの方を見ながら。

[メイン] ゆんゆん : 「……Dr.くれはさん、ですか?」
ふるふる、と首を振り、エクレシアの方を向く。

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「あ~、はいそうですね」
「ただお弟子さんがいるとは知りませんでしたね…」
トナカイと共に街を降りる、という話だったがまさかそのトナカイが彼の弟子とは…
いや、関係性はまだよくは分からないが

[メイン] チョッパー : 「そうだよ。お前が言うとおり、おれはドクトリーヌの弟子だ」

[メイン] 邪神ちゃん : 「ほほーーー、んじゃ、名医の師匠ってことは
 さぞかし腕の良い医者ってことなんだろーなぁ」

[メイン] 邪神ちゃん : 「……それで、実際にどうなんですの?」

[メイン] チョッパー : 「ドクトリーヌからはまだまだだって言われてる…」

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「き…厳しいんですね…」

[メイン] チョッパー : 「厳しいぞ。鬼だ」

[メイン] 白の聖女エクレシア : そんなに

[メイン] 邪神ちゃん : 「こりゃ~……サクラ王国に呼ぶには、骨が折れそうな予感がしますの
 だが、酒代もあるしなァ~」

[メイン] ゆんゆん : あらら……と口を抑えておき。

[メイン] 邪神ちゃん : なんて天井を見ながら呟きながら。

[メイン] 邪神ちゃん : 「ぶっちゃけ、こっちから要求してばっかだから、アレだよな」

[メイン] 邪神ちゃん : 「チョッパー、私達はお前と、そしてお前の師匠に
 サクラ王国の患者を診てもらいたいわけだが」

[メイン] 邪神ちゃん : 「─────もちろん、タダでお願いはしねーですの」
ニッ、と笑い。

[メイン] チョッパー : 「…それは難しいな」

[メイン] チョッパー : 「今、ドクトリーヌは国外に出てるんだ」

[メイン] 邪神ちゃん : 「ほ~ん、どんな用事ですの?」

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「……国外?」

[メイン] 邪神ちゃん : ちらりとゆんゆんの飲むスープが視界に入る。
じゅるりと、涎が垂れる。私にもそれ寄越せですの。

[メイン] ゆんゆん : 「ありゃ……むむむ……タイミングが合いませんね」
ずず、とスープにまた口をつけながら。

[メイン] チョッパー : 「新しい治療技術を学ぶとか言ってたかな。ただの旅行かもしれねェけど」

[メイン] チョッパー : 「だからしばらくは帰ってこないと思う」

[メイン] 邪神ちゃん : なるほどなァ~、と腕を組みながら。

[メイン] 邪神ちゃん : 「じゃあ、お前は?」
小首を傾げ。

[メイン] ゆんゆん : あっ、もちろん構いませんよっ!と、わたわたとスープを渡す。
野菜がゴロゴロ入っている、コンソメスープが見えるだろう。

[メイン] チョッパー : 「おれ?おれは人里に出ると気味悪がられるから…」

[メイン] 邪神ちゃん : お、マジで?サンキューですの~♪と、ゆんゆんのスープを受け取る。
それをグビグビと飲み始める。体の芯からあったまっていく。
うんめェ~~~~~~ですの!

[メイン] ゆんゆん : 「そう……ですね。
 急患とはいえ、私たちに素早く手当をしてくださいましたし……
 素人目ではありますが、十分なお医者さんに見えます……」

[メイン] 邪神ちゃん : 「? お前のどこが気味悪いんですの?」

[メイン] 邪神ちゃん : ←コイツのがよっぽど気持ち悪いと思う。

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「町に出ると気味がられる?」

[メイン] ゆんゆん : 「そうなんですか?むむ、可愛いのに……」

[メイン] チョッパー : 「だっておれ、人でもないのに喋るし…」

[メイン] チョッパー : 「それって化け物だろ?」

[メイン] ゆんゆん : 「…………むう」

[メイン] ゆんゆん : その状態に、ぐにゃりと眉を曲げる。

[メイン] 邪神ちゃん : 「見た目って、そんな大事か?」

[メイン] 白の聖女エクレシア : 確かに変だとは思ったが…気味悪い程だろうか?

[メイン] 邪神ちゃん : 「確かにお前は、喋る獣っつーことで、気味悪く思う奴もいるかもしれねーな
 つーか、私だってフツーに引かれることなんてしょっちゅうだし」

[メイン] 邪神ちゃん : 「─────いや、違うな?」

[メイン] 邪神ちゃん : ずい、と体を前に寄こし、チョッパーを見つめる。

[メイン] チョッパー : 「お前たちが飲んでるスープがあるだろ?」
「仮にそれが変な色で悪臭がしていたら、例え美味しいとしても飲みたいか?」

[メイン] 邪神ちゃん : ちらりとスープを見て、その後また、チョッパーへ視線を。

[メイン] 邪神ちゃん : 「いや前提が間違ってるですの」

[メイン] 邪神ちゃん : 「お前は─────変な色はしてねェ、悪臭もしてねェ」

[メイン] 邪神ちゃん : 「自分を過小評価してる」

[メイン] 邪神ちゃん : 「─────なぁ、だからさ、違うだろ?」

[メイン] 邪神ちゃん :
       ・・・・
「一体"何"に、怯えてるんですの?」

[メイン] チョッパー : 「…お前がそう思っても、みんながそう思うとは限らないだろ」

[メイン] 邪神ちゃん : じぃ、っとチョッパーを、蒼眼が見つめる。

[メイン] チョッパー : 「………」

[メイン] 邪神ちゃん : 「ここで会ったの何かの縁ってやつですの」

[メイン] 邪神ちゃん : ソファに深く座り。

[メイン] 邪神ちゃん : 「チョッパー、お前のことについて、もっと知りてーですの」

[メイン] 邪神ちゃん : 「─────何があった?」

[メイン] ゆんゆん : 毛布の端を見ながら、じっとトナカイを見る。
そう、邪神ちゃんさんの言う通り。差別や偏見をなくすためには、まず”知る”必要がある。

[メイン] ゆんゆん : それを────私自身が一番わかっている。

[メイン] ゆんゆん : 「私からも……教えていただきたいです」

[メイン] 白の聖女エクレシア : 静かに話を聞く体制に入る

[メイン] チョッパー : 「わかったよ」

[メイン] チョッパー : 元はただのトナカイだったが、変な果実を食べ、人の姿になれるようになったこと。
そのせいで、トナカイでも人でもなくなり、迫害されたこと。
その時に出会った恩人のこと。──その恩人をある意味自分の手で殺してしまったこと。
そして今はその恩人に報いるためにDr.くれはの元で修行していることを話す。

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「そんな事が……」

[メイン] 邪神ちゃん : ……なるほど、な……"差別"、か。

[メイン] ゆんゆん : 「…………」
唇を重く閉じていた。
その話が、彼の楽しげな表情の裏に隠されているとは見えなかったからだ。

[メイン] 邪神ちゃん : 同種であっても、違いが現れてしまえば、それはもう異種としてカウントしてしまう。
それは、どの種族であっても起こり得るものである。

[メイン] 邪神ちゃん : 例えば肌の色だ。ほんの少し違うだけで、コミュニティに入れないことだってある。

[メイン] ゆんゆん : 「……だから、あなたは里に……
 人と出会うことを、出来なかったんですね」

[メイン] 白の聖女エクレシア : 差別の話を聞いて、胸が刺さる思いだった

[メイン] 白の聖女エクレシア : それは、ある意味彼女にとっても根深い問題だったからだ

[メイン] ゆんゆん : そう────どの種族だって起こりうる。
それは例えば、人間だって同じで。

[メイン] チョッパー : コクリと、ゆんゆんにうなずく。

[メイン] ゆんゆん : 「……このスープ、とっても美味しかったです
 味付けだけじゃなくて、食べやすいように調理されていたり……」

[メイン] 白の聖女エクレシア : だが…このままでは国王も危ないのも事実だった

[メイン] ゆんゆん : 「でも、そういう事や……チョッパーさんが上手なお医者さんだと知られていないのは、すごく……勿体ないと思うんです」

[メイン] ゆんゆん : 空になった器を見て。

[メイン] チョッパー : 「褒められたって嬉しくないぞコノヤロー」
小さく呟く

[メイン] ゆんゆん : あはは、と変わらない様子に口を抑えて笑いながら。

[メイン] ゆんゆん : 「私の家族は、魔法に偏見のある人に……迫害されてしまっていたんです
 ヘンな話ですよね、同じ人間なのに、そうやって追いやられるって……」

[メイン] ゆんゆん : 「でも、それってきっと、知らないのが怖いんだと思います」

[メイン] ゆんゆん : 器から、ちらりとチョッパーに目を向ける。

[メイン] チョッパー : 真剣な瞳で、ゆんゆんの話を聞いている。

[メイン] ゆんゆん : 「知らないのが怖いなら、それを知ったなら……きっと────わかってくれます
 ……ですから、あなたの事を……もっと、知ってもらいたいんです」

[メイン] ゆんゆん : 「そのためには、私たちだって努力は惜しみませんし……!
 エクレシアさんは……どうでしょう……?」
と、ガッツポーズを見せて、ちらりと、横を見る。

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「はい、私もその為の努力は惜しまないつもりです」

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「それに…もし村の人たちが貴方に対して何か言うのであれば…」

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「私が貴方の盾になります」

[メイン] チョッパー : 「…お前ら」

[メイン] チョッパー : 3人の顔をそれぞれ見つめる。

[メイン] 邪神ちゃん : ニッ、と笑う。

[メイン] 白の聖女エクレシア : 真剣な表情から、優しく微笑む

[メイン] 邪神ちゃん : 「そういうこった、ですの」
ヘッ、ゆんゆんも、エクレシアも、なーにが冒険者始めたてですの。
随分と先を見てやがるじゃねーか、ですの。

[メイン] 邪神ちゃん : 十分お前らは、立派な冒険者だよ。っと。

[メイン] 邪神ちゃん : 「な?わかっただろ?チョッパー」

[メイン] ゆんゆん : 頷き、にっこりと笑い。

[メイン] 邪神ちゃん : 「大事なのは中身だってわけだ、んで本題に入るとだな」

[メイン] 邪神ちゃん : 「─────お前を"必要"としてるんですの
 私達は、そして……サクラ王国は」

[メイン] チョッパー : 帽子を深く被り、表情を見せないようにしながらぐしぐしと目元を拭う。

[メイン] チョッパー : 「わかった。国の一大事なんだよな?だったら、おれも国民の1人して協力する」

[メイン] 邪神ちゃん : 「……ああ、よく言った!」

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「…本当に、ありがとうございます」

[メイン] 白の聖女エクレシア : 深く、一礼

[メイン] 邪神ちゃん : オメーも、やっぱ名医だよ。
トラウマってのは、そう簡単に乗り越えられるもんじゃねーだろ?
だが、それを越えようとするってんなら、な。

[メイン] 邪神ちゃん : 少なくとも、雑魚じゃねーわな!だっはっはっはっは!!
つえーってことだよ、お前は。

[メイン] ゆんゆん : 「……ありがとうございます……」
例え恐怖があったとしても医師として誰かを救おうとするその優しさ。
その優しい心に、す、と頭を下げて。

[メイン] 邪神ちゃん : 「さてチョッパー、私達の依頼を受けるにあたり……
 ─────"何"を"報酬"としてお前に与えたらいい?」
手を組み、じっと見つめる。

[メイン] 邪神ちゃん : 「金か?それとも食い物か?」

[メイン] チョッパー : 礼なんていらねーよコノヤロー!と言った後

[メイン] チョッパー : 「さっきも言っただろ。おれは国民の1人として協力する」

[メイン] チョッパー : 「おれからはなにも要求しねェよ」

[メイン] 邪神ちゃん : おいおいマジかよ~?ボランティアかァ~?そりゃ損するぜ~?
なんて、冗談っぽく笑いながら。

[メイン] 邪神ちゃん : 「お前がそう言うなら、それがお前の覚悟ってわけだな」

[メイン] ゆんゆん : そろそろ、ゆっくりと手を上げる。

[メイン] チョッパー : ああ。と邪神ちゃんにうなずき、ゆんゆんの方に目を向ける。

[メイン] 邪神ちゃん : ちらりと、ゆんゆんの方へ。

[メイン] ゆんゆん : 「そのお気持ちはありがたいですし、嬉しいです……
 それならばその、こちらからの要求というわけではないんですが」

[メイン] ゆんゆん : 「そ、そのっ、チョッパーさんを、動物のお医者さんとして、宣伝をする……とかどうでしょう!?
 えっと、知らないのは怖いですから、そのっ、知ってもらうための一歩、といいますか……」

[メイン] ゆんゆん : 指をつんつん、とつっつき。
声が最後に行くにつれてか細くなっていく。

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「あっ、それいいですね!」

[メイン] 邪神ちゃん : おっ!?それグッドアイディアですの!と同意する。

[メイン] チョッパー : 「動物のお医者さんかァ…」
ニヤニヤと笑顔になる。

[メイン] 邪神ちゃん : 「だひゃひゃひゃ!頭良いなー!お前ー!」
ばし!ばし!とゆんゆんの背中を叩きながら。

[メイン] ゆんゆん : 「わ、わわっ……そ、そんな……ぅう、えへへへ……」
賛同の声、そして叩かれる、どこか嬉しげに、にへらと笑顔になる。

[メイン] ゆんゆん : 「だ、だからですねっ!
 そうすれば、きっと……チョッパーさんのお役に立てると思いますが……どうでしょうか?」

[メイン] ゆんゆん : と、ちらりと見て。

[メイン] チョッパー : 自分の看板を持つことには憧れる。でも

[メイン] チョッパー : 「でも、ドクトリーヌが許してくれるかわからないからなァ…」
「おれはまだ修行の身だし」

[メイン] 邪神ちゃん : 「おうおう!野望は高く持っとけですの!」
にしし!と笑いながら立ち上がり。

[メイン] 邪神ちゃん : そして準備運動を始める。下山の。
衣服は、雑魚の証として取っておく。自分への戒めだ。

[メイン] 邪神ちゃん : ……ん?衣服……?これ、いつの間に?

[メイン] 邪神ちゃん : ちらりと、ゆんゆんの方を見て。

[メイン] ゆんゆん : 「あ……ごめんなさい、えっと、そのっ……」

[メイン] 邪神ちゃん : 「ありがとよ」

[メイン] 邪神ちゃん : ゆんゆんが言い切る前に、そう告げる。

[メイン] ゆんゆん : 縮こまり、小さく何かを言っていたが。

[メイン] ゆんゆん : 「……ぁ……」

[メイン] ゆんゆん : 「……は……はい」

[メイン] ゆんゆん : こくん、と縮こまったまま小さく頷いた。

[メイン] チョッパー : 「それで、なんの病気かはわかってるのか?」
「ドクトリーヌの蔵書を見れば大抵の病気は治せると思うんだが」

[メイン] 邪神ちゃん : 「は?」

[メイン] 邪神ちゃん : 準備運動中の邪神ちゃんが振り返り。

[メイン] 邪神ちゃん : 「いや、知らねーですの」

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「……あっ」

[メイン] 邪神ちゃん : お前らはどう?とゆんゆんと、エクレシアの方へ。

[メイン] 白の聖女エクレシア : そういえば、病状は調べてなかった
何となく医者を連れて来ればなんとかなるかと…

[メイン] ゆんゆん : 「……あっ、そ、それは……」

[メイン] ゆんゆん : ふるふるっ、と首を振る。

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「……まだわかりませんね」

[メイン] 邪神ちゃん : 「でもお前名医じゃん?診ればちゃちゃっと治るんじゃねーですの?」
クソバカ発言。

[メイン] 邪神ちゃん : 「例え流行り病でもなんとかなるだろ?」

[メイン] チョッパー : 「準備とか色々大変なんだよ」

[メイン] チョッパー : 「…流行病?」

[メイン] チョッパー : 「最近人里で流行ってるってあれか」

[メイン] 邪神ちゃん : 「そう、それそれ」
病名自体は知らないが。

[メイン] ゆんゆん : 「……あ、そういえば……
 依頼主さんから、流行り病で国王さんが倒れていると聞きました」

[メイン] ゆんゆん : すっかり忘れていた、と頭を抑えつつ。

[メイン] 白の聖女エクレシア : はっとした表情

[メイン] チョッパー : 「おれも話だけは聞いていて、自分で調べていたんだが、病気の原因はまだ完全にはわかっていないんだ」

[メイン] チョッパー : 「治療薬も完全ではなくて、まだ実験段階で」

[メイン] チョッパー : 「だけどほぼ解明していて、ある薬剤さえ手に入れれば、間違いない治療薬を作れるはず」

[メイン] 邪神ちゃん : 「ある薬剤?」

[メイン] チョッパー : 「裏の山でヨクキキソウって草が採れるんだけど、その絞り汁が病気への抵抗力を促すんだ」

[メイン] 邪神ちゃん : 「わかんね、案内お願いできますの?」

[メイン] チョッパー : 「お前たちも集めるのを手伝ってくれるのか?」

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「勿論手伝いますよ!」

[メイン] 邪神ちゃん : 「だーっはっはっは!この邪神ちゃんにできねーことは
 一切ねーですの!モチのロンですの!」
断れば、それすらできない雑魚と見なされるからだ、それはシャクである。

[メイン] チョッパー : 「でもお前ら、ついさっきまで病人だったから無理はさせたくないぞ」

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「いえ、もう大丈夫です」

[メイン] 邪神ちゃん : 「あ゛ァん!?私を馬鹿にするなよ!?!?
 お前が医者としての覚悟があるようになァ~~!!
 私にだって冒険者としての意地があんだよ!」
逆上する。控えめに言ってゴミである。

[メイン] ゆんゆん : 「……はい、それくらいなら……もうばっちりです!
 チョッパーさんのお陰ですよ!」

[メイン] ゆんゆん : ふんす、と鼻息を上げて立ち上がる。

[メイン] ゆんゆん : わわわぁ、気を使ってくれただけですからぁ~!と、邪神ちゃんをなだめようとして。

[メイン] チョッパー : 「わかった。それなら手伝ってもらう」

[メイン] チョッパー : 「そこのクローゼットに、ドクトリーヌのコートがあるから使ってくれ」

[メイン] チョッパー : 「病人が増えたんじゃ医者の名折れだからな」

[メイン] 邪神ちゃん : ゆんゆんに宥められて、落ち着きを取り戻していく。

[メイン] ゆんゆん : ありがとうございます、と頷いて。
改めて、毛布を畳み立ち上がる。

[メイン] 邪神ちゃん : そうして邪神ちゃんも共にクローゼットへ向かい─────。

[メイン] 邪神ちゃん : 2D6+10+3>=1LV 器用SR 《悪魔》 (2D6+13>=20) > 5[2,3]+13 > 18 > 失敗

[メイン] system : [ 邪神ちゃん ] 経験値 : 21 → 26

[メイン] 邪神ちゃん : こっそりと、ゆんゆんの着るコートのポケットに、10万ベリーを入れようとする。

[メイン] 邪神ちゃん : 多分バレたかもしれない。クソ雑魚悪魔なのであった。

[メイン] 邪神ちゃん :  

[メイン] 邪神ちゃん :  

[メイン] 邪神ちゃん :  

[メイン] GM : キミたちは薬剤を探すため、裏山まで来ました。

[メイン] GM : 幸運1lvで判定。

[メイン] 邪神ちゃん : 2D6+9+3>=1LV 幸運SR 《ギャンブル》
何故か久々にギャンブラーとしての一面が燃える邪神ちゃんの運命や如何に─────? (2D6+12>=20) > 5[2,3]+12 > 17 > 失敗

[メイン] 邪神ちゃん : 邪神ちゃんはカス運だった。

[メイン] system : [ 邪神ちゃん ] 経験値 : 26 → 31

[メイン] GM : 邪神ちゃんが見つけたのは毒草ですね。

[メイン] ゆんゆん : 2D6+14+3>=1LV ぼっちは一人で物探しをするのが得意。 (2D6+17>=20) > 7[2,5]+17 > 24 > 成功 > 経験値7

[メイン] system : [ ゆんゆん ] 経験値 : 119 → 126

[メイン] GM : ゆんゆんは雪をかき分け、ヨクキキソウを見つけます。

[メイン] 白の聖女エクレシア : では魔力SRで、相剣で生命エネルギーみて区別して探します

[メイン] GM : わかった

[メイン] 白の聖女エクレシア : 2D6+{魔力}+3>=1LV 魔力SR

[メイン] 白の聖女エクレシア : 🌈

[メイン] 白の聖女エクレシア : …あっ!

[メイン] 白の聖女エクレシア : そうか魔力度表記だから反映されてない…

[メイン] 白の聖女エクレシア : 2D6+18+3>=1LV 魔力SR これでいける (2D6+21>=20) > 8[2,6]+21 > 29 > 成功 > 経験値8 > 悪意1

[メイン] system : [ 白の聖女エクレシア ] 経験値 : 1844 → 1852

[メイン] GM : エクレシアも雪をかき分け、ヨクキキソウを見つけます。

[メイン] 白の聖女エクレシア :

[メイン] 邪神ちゃん : 「全員!ヨクキキソウは持ったな!」
ハァ ハァ ハァ ハァ ハァ ハァ。
謎の文字が背景に。白い吐息を漏らしながら。彼岸島っぽいタッチの絵になる。

[メイン] チョッパー : 邪神ちゃんが持つ草を見て

[メイン] チョッパー : 「それは毒草だ。ネズミの駆除に役立つぞ」

[メイン] 邪神ちゃん : 「!? ……なん、だと……ですの……!?」

orz

[メイン] チョッパー : 「ヨクキキソウってのはな…」

[メイン] チョッパー : 雪をかき分ける。

[メイン] チョッパー : 「こいつだよ!」

[メイン] チョッパー : 高々と手にヨクキキソウを掲げる。

[メイン] 邪神ちゃん : 「な、何ィィイ~~~~~~~~~~ッ!!?!?」
今度はジョジョタッチになる。

[メイン] 邪神ちゃん : さて、ここまでこの物語を見てきた読者ならもうわかる。

[メイン] 邪神ちゃん : 邪神ちゃん、ここまで一回も仕事していないのである。

[メイン] 邪神ちゃん : 所詮、下半身が蛇の魔族。できることなど、その程度なのであろう─────。

[メイン] 邪神ちゃん : だがしかし、この邪神ちゃんでも、たった一つだけ役に立つことがある。
それは─────?

[メイン] チョッパー : ゆんゆんとエクレシアが持つ草を見て

[メイン] チョッパー : 「このぐらいで十分だ、早速薬を作るから家に戻ろう!」

[メイン] 邪神ちゃん : 「……………しっ」

[メイン] 邪神ちゃん : 口元に人差し指を立て、眉を顰める。

[メイン] 邪神ちゃん : 「……"何か"、いますの」

[メイン] ゆんゆん : 「…………!」

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「……」
警戒態勢に入る

[メイン] ゆんゆん : 口を両手で押さえ、邪神ちゃんにこくこく、と何度も頷き。

[メイン] 邪神ちゃん : 冒険者仲間であるゆんゆんとエクレシアへ、目線で合図と
そして頷き返し─────。

[メイン] 邪神ちゃん : 邪神ちゃんもまた、3人でチョッパーを背中で囲い、警戒態勢に入ると……。

[メイン] GM : 雪を踏みしめる音が聞こえ、その場に2人の影が現れる。

[メイン] チェスマーリモ : 「ワポル様、あそこに見える連中がそのようです」

[メイン] ワポル : 「まはははははは!あいつらか、おれ様の計画を邪魔しようってカバどもは!」

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「計画…?貴方は一体誰ですか?」

[メイン] 白の聖女エクレシア : 一旦杖を下す

[メイン] 邪神ちゃん : なんだアイツら……?……いや、"圧"がデッケェな……?

[メイン] 邪神ちゃん : ……?エクレシア……?

[メイン] チョッパー : 「アイツは…」
キッと、現れた2人の方をにらみつける。

[メイン] ゆんゆん : ごくり、と息を呑み。
さっそうと気配を隠さずに現れた、その自信の表れを見つめ。

[メイン] ゆんゆん : 「……ご存じ、なんですか?」
ちらりと二人を見ながら、チョッパーへと尋ねる。

[メイン] チョッパー : 「アイツは前の王…ワポルだ」

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「……!」

[メイン] 邪神ちゃん : 「………なるほどな」
※気絶していたから知らない。

[メイン] ゆんゆん : 「…………」

[メイン] 白の聖女エクレシア : 話には聞いていた、彼のせいで村の人が苦しめられていたとか

[メイン] チョッパー : 「アイツ…ぶっ飛ばされたのになんでここに…!?」

[メイン] ゆんゆん : いい噂は聞かない。なにせ、医者がいないというのは彼の仕業だと街の人が言っていたから。

[メイン] 白の聖女エクレシア : そうだ、そう聞いていたはずだ
なのに何故ここに…?

[メイン] ゆんゆん : しかし、裏を返せばそれほどの実力があるから無茶な政策も通せる────。
ぎゅっと、拳を握ったまま。

[メイン] 邪神ちゃん : 「あんま穏やかな様子じゃねーですの」

[メイン] 邪神ちゃん : やる気満々だぜ?アイツら。と

[メイン] ゆんゆん : 「……計画を邪魔、と言いましたが……私たちは、邪魔するつもりは……
 チョッパーさん、お医者さんを街に連れて行くだけです」

[メイン] ワポル : 「それをやられたらおれ様が迷惑するんだよ!」

[メイン] ゆんゆん : ええっ、と目をぱちぱちとさせ。

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「迷惑…?」

[メイン] ワポル : 「せっかくドルトンのカバ野郎が弱ってるのに、元気になられちゃおれ様が王に戻れないだろうがカバどもめ!」

[メイン] チェスマーリモ : 「この国の正当な王はワポル様であらせられる」

[メイン] 邪神ちゃん : はーん、弱肉強食を狙おうってか。
そりゃ、賢いことですの。

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「……もしかしてそれで草を?」

[メイン] ゆんゆん : むむむ、と眉をまげてワポルの話を聞く。

[メイン] ワポル : 「酒場で依頼を受けたカバどもの話をおれ様の部下のこいつが聞いたんだよ」

[メイン] ワポル : なあ?とチェスマーリモの方を見る。

[メイン] チェスマーリモ : 「はい。監視していましたから」

[メイン] チェスマーリモ : 「確かにこの3人が依頼を受けておりました」

[メイン] 邪神ちゃん : 「……気配、感じなかったぜ?……相当やるな、お前ら」

[メイン] 邪神ちゃん : コキ、コキと拳を鳴らす。

[メイン] 白の聖女エクレシア : その話を聞いて

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「……分かりました」

[メイン] 白の聖女エクレシア : 再び杖を構える

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「帰ってください」
「貴方の身勝手の為に現王ドルトンを死なせはしない」

[メイン] ゆんゆん : エクレシアにこくり、と頷き。

[メイン] ゆんゆん : 「私は……あなたが良い人か、悪い人かはわかりません
 ですが、あなたが医者狩りをしたというのなら、一つだけ……返させてください」

[メイン] ゆんゆん : す、と。

[メイン] ゆんゆん : 魔法使いであるその証、杖を掲げ。

[メイン] ゆんゆん : 医者狩りの行為が、果たして悪かったか、良かったかも聞いていない。
まだ私は、そこまでこの国の事を知っているわけではない。

[メイン] ゆんゆん : だからこそ、こうして戦うのには躊躇はあるが。
邪魔をされてしまうのなら、そして────

[メイン] ゆんゆん : 「────邪神ちゃんさんが危なかったんです!」

[メイン] 邪神ちゃん : 「─────!」

[メイン] ゆんゆん : ぎゅっとマフラーを握り、戦闘態勢へと入る。

[メイン] 邪神ちゃん : 隣に立つ、おどおどとしていた少女から放たれた言葉に、目を丸くしながら

[メイン] 邪神ちゃん : ニヤリと、笑う。そして、けけけけ!と。

[メイン] 邪神ちゃん : 「そういうことだ、まぁ命張って野望叶えようとするその姿だけは
 評価してやるよ、ワポル」

[メイン] 邪神ちゃん : 「かかって来いよ、成し遂げてーことがあんだろ?」

[メイン] 邪神ちゃん : 「言っとくが、私もタダでやられるつもりは毛頭ねーんで」

[メイン] 邪神ちゃん : 「─────せいぜい楽しませてくれよ」

[メイン] 邪神ちゃん : ─────邪神ちゃんの、仕事、それは。

[メイン] 邪神ちゃん : 荒事だ。

[メイン] チョッパー : 「…!」

[メイン] チョッパー : 「おれは、そっちのやつを相手にする!」
チェスマーリモの方を睨み

[メイン] チョッパー : 「お前たちはワポルを頼めるか?」

[メイン] 邪神ちゃん : ニヤリと笑う。

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「…!」

[メイン] 邪神ちゃん : 「むしろ感謝するぜ、チョッパー」

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「……いいんですね?」

[メイン] 邪神ちゃん : 「あんな大獲物を譲ってくれんだろ?だひゃひゃひゃひゃ!!」

[メイン] 邪神ちゃん : 腕が、鳴るぜ。そうだ、私は悪魔族ですの。
戦いの中に、私の居場所はありますの。
私はテメーを越えて、もっと強くなってやるですの。

[メイン] ゆんゆん : ごくり、そのチョッパーの瞳に宿る────人を助ける”医師”の熱意が見えて。

[メイン] ゆんゆん : 「……え、ええっと……その、け、怪我しないように頑張ってください!」
と、医者に向かって少しズレたことを。

[メイン] チョッパー : 「それはおれの台詞だ!」
ゆんゆんに突っ込みを入れ

[メイン] 邪神ちゃん : 蒼の瞳の中に、燃える闘志の炎が。

[メイン] チョッパー : 「3分で片付ける。頼んだぞ!」

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「…分かりました!頼みます!」

[メイン] 邪神ちゃん : おう!!と返事。

[メイン] ゆんゆん : はいっ……!と返し、見据えるは。

[メイン] GM : では戦闘ラウンドに入ります。

[メイン] ワポル : まずはおれ様から出す

[メイン] ワポル : 11D+52 (11D6+52) > 30[1,1,1,1,2,2,3,3,5,5,6]+52 > 82 > 悪意1

[メイン] ワポル : 「医者はいらねェんだよ!カバどもが!」

[メイン] 邪神ちゃん : バーサーカー戦闘宣言

[メイン] 邪神ちゃん : 5D+10 メイスダメージ (5D6+10) > 18[2,2,3,5,6]+10 > 28 > 悪意1

[メイン] 邪神ちゃん : 2d+28 ダメージ (2D6+28) > 17[6,6][2,3]+28 > 45 > 悪意2

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「何故です!何故医者を減らすなんてことを!」
「貴方はその時はまだ王だったでしょう!」

[メイン] 邪神ちゃん : 「うおりゃああああああああああああああああああッッッ!!!」
ワポルの一撃を、鋭い蹴りで支えながら。

[メイン] ゆんゆん : エクレシアの問いに、じっとワポルを見つめ。

[メイン] ワポル : 「はあ?そんなの王であるおれ様の勝手だろうが。カバなのか?」
邪神ちゃんに攻撃を浴びせながら答える。

[メイン] 白の聖女エクレシア :  

[メイン] 白の聖女エクレシア : 経験値消費
魔力増加

[メイン] system : [ 白の聖女エクレシア ] 経験値 : 1852 → 1672

[メイン] 白の聖女エクレシア : 経験値消費
魔力増加

[メイン] system : [ 白の聖女エクレシア ] 経験値 : 1672 → 1482

[メイン] 白の聖女エクレシア : 経験値消費
魔力増加

[メイン] system : [ 白の聖女エクレシア ] 経験値 : 1482 → 1282

[メイン] 白の聖女エクレシア : 経験値消費
知識増加

[メイン] system : [ 白の聖女エクレシア ] 経験値 : 1282 → 1072

[メイン] 白の聖女エクレシア : 経験値消費
増加

[メイン] system : [ 白の聖女エクレシア ] 経験値 : 1072 → 852

[メイン] 白の聖女エクレシア : 増加

[メイン] system : [ 白の聖女エクレシア ] 経験値 : 852 → 622

[メイン] system : [ 白の聖女エクレシア ] 経験値 : 622 → 382

[メイン] system : [ 白の聖女エクレシア ] 経験値 : 382 → 132

[メイン] 白の聖女エクレシア : 宣言
《打撃とは違う……"衝撃"》
発動:通常   消費魔力度:6
持続:1分    射程:2   対象:単体
強化:ヒット×2倍
[効果]
魔力のエネルギーで目標に術者の知性度と同じだけのヒットを与えます。
この呪文によるダメージは防御点を無視します。

[メイン] 白の聖女エクレシア : 消費

[メイン] 白の聖女エクレシア : ”4倍”

[メイン] system : [ 白の聖女エクレシア ] 魔力度 : 21 → 0

[メイン] 白の聖女エクレシア : ヒット 104

[メイン] 白の聖女エクレシア : 標的を見据え

[メイン] 白の聖女エクレシア : 迸る魔力を

[メイン] 白の聖女エクレシア : ぶちかます

[メイン] ゆんゆん : 魔力の質が────桁違い。

[メイン] ゆんゆん : 今もなお振る雪を、いや、それすらも巻き込むほどに。
歪んで見える、魔力の質。

[メイン] ゆんゆん : 彼女の怒りに比べたら、私のものなど些細かもしれないが────。

[メイン] ゆんゆん : 今もなお、攻撃を前線で”受け止めてくれている”邪神ちゃんの姿を見つけ。

[メイン] ゆんゆん : 「……ふぅ」

[メイン] ゆんゆん : 《打撃とは違う……"衝撃"》
発動:通常   消費魔力度:6
持続:1分    射程:2   対象:単体
強化:ヒット×2倍
[効果]
魔力のエネルギーで目標に術者の知性度と同じだけのヒットを与えます。
この呪文によるダメージは防御点を無視します。

[メイン] ゆんゆん : きっ、とワポルを睨みつける。

[メイン] ワポル : 邪神ちゃんの蹴りを受け止めていて、周りを見ていない。迫る魔力にも気づいていない。

[メイン] ゆんゆん : 強化、消費魔力10……!

[メイン] system : [ ゆんゆん ] 魔力度 : 15 → 5

[メイン] ゆんゆん : ヒット:37

[メイン] ゆんゆん : 「やぁああぁああっ────!」

[メイン] ゆんゆん : 杖に魔力をため込み────一気に拡散!

[メイン] 邪神ちゃん : 二人の、底無しの強さ、そして想いが込められた魔を察知し。
本能的に─────飛び去る。

[メイン] ワポル : ゆんゆんの叫び声に気がつき、そちらの方を見ると、迫る2つの魔力。

[メイン] 邪神ちゃん : 「あばよッッ!!!」
ニヤリと笑いながら。

[メイン] ワポル : 「うをおおおおおおおおっ!!!」

[メイン] 邪神ちゃん : へへへ!!!やるじゃねーかですの!!
エクレシア、ゆんゆん!だひゃひゃひゃ!!こんりゃあ、すっげーわ!!
こんなのまともに喰らっちまったら、なァ!!!

[メイン] ワポル : 「……おいっちょっと待て」
「お前たちに…!!地位と…!!勲章をやろう!!!」

[メイン] 白の聖女エクレシア : その言葉に

[メイン] 白の聖女エクレシア : 魔力は

[メイン] 白の聖女エクレシア : 一層、強まる

[メイン] ワポル : それを見て

[メイン] ワポル : 「じゃあ副王様の座………」

[メイン] ワポル : 「ああああああああああ」

[メイン] ワポル : 全てを言い終わる前に怒りの魔力に吹き飛ばされる。

[メイン] system : [ ワポル ] MR : 105 → -36

[メイン] 邪神ちゃん : 1D 自傷体力ダメージ (1D6) > 1

[メイン] 邪神ちゃん : ペッ!!と血反吐を、真っ白な雪の大地へ吐き捨てる。

[メイン] GM : ワポルが吹き飛ばされると同時に

[メイン] 邪神ちゃん : ごしごしと口元の血を拭きながら、チョッパーの方へ視線をやる。

[メイン] チョッパー : 「''刻蹄'……!!」

[メイン] チョッパー : 「『桜』!!!」

[メイン] チェスマーリモ : 「クガゴ!!?」

[メイン] チェスマーリモ : 鈍い打撃音が響き、ワポルが吹き飛ばされた方向と同じ方向に吹き飛ばされる。

[メイン] 邪神ちゃん : ニッ、と笑い。

[メイン] 邪神ちゃん : 「やったな」

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「……やりましたね、皆さん」

[メイン] ゆんゆん : 「……はふぅ、そうですね……」

[メイン] チョッパー : シュルシュルと元のサイズに戻り、3人の方へ駆け寄る。

[メイン] 白の聖女エクレシア : さっきまでの形相は何処へやら、いつもの柔らかい表情を見せ

[メイン] 白の聖女エクレシア : 少女は

[メイン] 白の聖女エクレシア : 雪の上に倒れる

[メイン] 白の聖女エクレシア : ドサッ

[メイン] ゆんゆん : あの人……ワポルの力は、とても強大だった。
きっと邪神ちゃんが止めていなければ、エクレシアさんが全力を出していなければ────。
倒れていたのは……

[メイン] ゆんゆん : 「ほわっ、ちょっとエクレシアさんっ!?」

[メイン] 邪神ちゃん : 「……おぉっとぉ……!?チョ、チョッパー!患者だ患者!!
 小屋にもどっぞ!!」

[メイン] チョッパー : 「お前達大丈夫か…!?っておい!」

[メイン] ゆんゆん : 慌てて駆け寄り、今度はエクレシアをおぶさる。

[メイン] 白の聖女エクレシア : ぐきゅるるるるるるる……

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「……」

[メイン] 邪神ちゃん : 「……………」

[メイン] 邪神ちゃん : 「………ん?」

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「お腹空きました…」

[メイン] ゆんゆん : 「…………ほえ」

[メイン] チョッパー : すぐにエクレシアの元へ行くが、ずっこける。

[メイン] ゆんゆん : ぱちぱち。

[メイン] ゆんゆん : 「……え、えぇえ~~~~~~!?」

[メイン] 邪神ちゃん : 「ハラヘリかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!!」

[メイン] 邪神ちゃん : 邪神ちゃんもずっこける。

[メイン] ゆんゆん : ゆんゆんも合わせてずっこけた。
二人の声が、雪山に木霊した────。

[メイン] GM : 戦闘終了

[メイン] GM : 経験値は1人につき105ですね

[雑談] system : [ 邪神ちゃん ] 経験値 : 31 → 136

[メイン] system : [ ゆんゆん ] 経験値 : 126 → 231

[メイン] system : [ 白の聖女エクレシア ] 経験値 : 132 → 237

[メイン] GM : ワポルたちを倒したキミたちは急いでDr.くれはの家に戻ります。

[メイン] チョッパー : 「お前たちには傷は…特になさそうだな」

[メイン] チョッパー : お腹が減ったのならその辺のものを食べておいてくれと言い残し

[メイン] チョッパー : 「それじゃ早速薬を作るから少し待っていてくれ」
そのまま部屋の奥へ駆けていく。

[メイン] 邪神ちゃん : 包帯の巻かれた腕をぐるんぐるんと動かし、問題が無いかを確かめ。

[メイン] 白の聖女エクレシア : あっありがとうございますとその辺の物で調理を始める

[メイン] 白の聖女エクレシア : 教養タレントで器用で料理いいですか?

[メイン] GM : いいよ

[メイン] 白の聖女エクレシア : うわ!

[メイン] 白の聖女エクレシア : 2D6+15+3>=1LV 器用SR (2D6+18>=20) > 7[1,1][1,4]+18 > 25 > 成功 > 経験値7

[メイン] system : [ 白の聖女エクレシア ] 経験値 : 237 → 244

[メイン] 白の聖女エクレシア : 彼女なりに遠慮はしてるつもりだがそれでも結構作った

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「いただきま~す!」

[メイン] 邪神ちゃん : それを見て、うお……と声を漏らしつつも。

[メイン] 邪神ちゃん : 適切な応急処置により、邪神ちゃんの体力も戻っていき。
ふぅ、と息を吐き捨て、ソファに深く座る。

[メイン] ゆんゆん : い、いっぱい食べるんだなぁ……!?と、目を真ん丸としつつ。

[メイン] 邪神ちゃん : 「─────なぁ」

[メイン] 邪神ちゃん : エクレシア、そしてゆんゆんへ声を掛ける。

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「?」

[メイン] 邪神ちゃん : その視線は、窓の外の雪景色。

[メイン] ゆんゆん : ぽふん、とソファーに座り込む。
幸い二人のお陰で、魔力疲れ程度で済んでいる。

[メイン] ゆんゆん : 「……?」

[メイン] 邪神ちゃん : 「お前らも強かったが、アイツも強かったな」
薬を調合しに行ったチョッパーの方へ、親指を指し。

[メイン] 邪神ちゃん : 「アイツは、このまま、この小屋にい続けるつもりなんだろうかな?」

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「……」

[メイン] 邪神ちゃん : そのまま腕を頭の後ろに組み、リラックスモードに。

[メイン] ゆんゆん : すっと、姿勢をソファへと沈めて。

[メイン] ゆんゆん : 「……あの力は確かに……冒険者でも、中々に見ないものでした
 もしそうなることがあれば、チョッパーさんの医療の腕も加えて、活躍すると思いますが……」

[メイン] ゆんゆん : 「ただ、それをどうするかは……チョッパーさん自身だと思いますからね」

[メイン] 邪神ちゃん : まーなー、と声を漏らしながら。

[メイン] ゆんゆん : ただ、そのために選択肢を出すのはいいかもしれない。
にこっと笑って、そう返す。

[メイン] 邪神ちゃん : 「ただアイツ、自分から可能性を塞いでたからなー」

[メイン] 邪神ちゃん : ゆんゆんに笑みに、邪神ちゃんも、らしくない微笑を返し。

[メイン] 邪神ちゃん : 「ま、単純に私がモヤって来るだけだ、話はそんだけ
 気にすんなですの」

[メイン] 邪神ちゃん : 食事の邪魔して悪いなエクレシア、と付け加える。

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「……あっ、二人も食べます?」
そういう食卓にはもう料理の半分以上は無くなっていた

[メイン] 邪神ちゃん : はっっっっっっっっや。

[メイン] 邪神ちゃん : 今の話をする前は、もっと山盛りあったよな????

[メイン] ゆんゆん : あ、あの魔力の元はこんな所から……!?

[メイン] ゆんゆん : まんまる、瞳を大きくしながら。

[メイン] 邪神ちゃん : 「……ぷっ、あはははは!そーだな、でもエクレシア
 お前はもっともっと、飯を食え!
 そんで、もっと強くなれ!」

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「?」「はい分かりました?」

[メイン] 邪神ちゃん : 「何か成し遂げたいことがあんならよ
 ……強くなるっきゃ、ねーからなー」
また、窓の外を眺めながら。どこか物寂し気に。

[メイン] ゆんゆん : 「…………」

[メイン] ゆんゆん : その時、一瞬。近しく思えていた邪神ちゃんが、どこか遠くに感じて。

[メイン] ゆんゆん : 「……チョッパーさんの強さの秘訣は、きっとその……成し遂げたい事にも、関わってくると思います」

[メイン] ゆんゆん : 「ですから、尋ねてみませんか?
 可能性を塞いでいるなら、新しい可能性を」

[メイン] ゆんゆん : と、こくり、と首を傾けて。

[メイン] 邪神ちゃん : ほう……?と目を細め。

[メイン] 邪神ちゃん : 無言のまま、ニヤリと笑い、そして
親指をそっと立て、ゆんゆんへ見せる。

[メイン] ゆんゆん : はっ、とした顔で、にやり、と作り慣れない笑顔で笑い。
親指を立てる。

[メイン] 白の聖女エクレシア : 二人の様子を見て、こちらも親指を立て

[メイン] ゆんゆん : ────冒険者を目指すには、命を懸けるだけの相応の理由がある。
強気な態度を取る彼女が、楽しそうに食事をする彼女が、どういった想いを抱えているかはわからない。

[メイン] ゆんゆん : ただ、それでも。
今ここにいる、指を立てている冒険者たちは────。

[メイン] ゆんゆん :  ぼっちじゃない
────仲間だ。

[メイン] ゆんゆん :  

[メイン] ゆんゆん :  

[メイン] ゆんゆん :  

[メイン] 白の聖女エクレシア : ……薬を待ちながら、彼女は

[メイン] 白の聖女エクレシア : 下山したら…いや薬届けたら何処に食べに行こうかなと考えていた

[メイン] 白の聖女エクレシア :  

[メイン] チョッパー : しばらくすると、薬が完成したぞ~!!!と奥の部屋から出てきます。

[メイン] チョッパー : 「この薬なら完治するはず」

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「……!」

[メイン] 邪神ちゃん : っしゃァ!!と立ち上がる。

[メイン] 邪神ちゃん : 「サンキューですの!あとはその薬を─────」

[メイン] 邪神ちゃん : 「─────お前が届けるんですの」

[メイン] チョッパー : 「…は?」

[メイン] 邪神ちゃん : 「は?じゃねーですの」

[メイン] 邪神ちゃん : 「まさかその薬を私達3人で持って帰って配布しろってか?
 お前はここでお留守番ってか?」

[メイン] 邪神ちゃん : そりゃないよなー?とゆんゆんへ視線を送る。

[メイン] ゆんゆん : 「あははは……」
と、視線を受けて笑いつつも。

[メイン] ゆんゆん : 「……でも、患者さんが一番安心するのって……
 やっぱり、お医者さんが、大丈夫だ!って言ってくれることだと思いますから」

[メイン] ゆんゆん : チョッパーさんにこそ、行ってほしいです、と。
にこっと微笑んで。

[メイン] チョッパー : 「そういえば伝聞だったな」
「ちゃんと診察はしていない…」

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「そうですね…お医者さんのチョッパーさんが着いてきてくれれば」

[メイン] チョッパー : 「わかった。おれも行く」
ゆんゆんとエクレシアにうなずく

[メイン] ゆんゆん : こくり、と二人に頷いて。

[メイン] 邪神ちゃん : 「よく言ったですの!」
ニッ、と笑う。

[メイン] 邪神ちゃん : ─────そいつは、きっと大きな一歩かもな?

[メイン] 白の聖女エクレシア : 同じく、頷く

[メイン] 邪神ちゃん : ま、これは冒険者の仕事とはちげーのかもしれねーけど。

[メイン] 邪神ちゃん : なんだ、アレだろ?人助けが冒険者の仕事なんだろ?
じゃあやっぱ訂正しますの。

[メイン] 邪神ちゃん : これも、"冒険者"の仕事ですの。

[メイン] 邪神ちゃん :  

[メイン] 邪神ちゃん :  

[メイン] 邪神ちゃん :  

[メイン] GM : 国王は王宮ではなく、麓の村のビッグホーンに住んでいます。

[メイン] GM : キミたちが訪ねると、兵士が王のところまで連れて行ってくれます。国王はキミたちを快く歓迎してくれます。

[メイン] ドルトン : 「私がドルトンだ。よく来てくれた」

[メイン] ドルトン : 「それで、医者はどなたかな?」

[メイン] 邪神ちゃん : チョッパーの背中をパシン!と思いっきり叩く。

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「こんにちは国王様、医者は彼です」

[メイン] チョッパー : 背中を押され、ふらついて薬を落としそうになるが、踏ん張って一歩前へ。

[メイン] ゆんゆん : がんばって!と、小声で伝えつつ。

[メイン] チョッパー : それぞれにコクリと頷いて

[メイン] チョッパー : 「国王様、おれが医者です」

[メイン] ドルトン : 「ほう、君がそうなのか」
物珍しそうな視線を向ける。

[メイン] 邪神ちゃん : 国王の前でも尊大な態度を崩さない。ゴミみたいな冒険者。邪神ちゃん。
後ろで腕を組みながら、チョッパーの雄姿を見届ける。

[メイン] ドルトン : 「それでは早速で悪いんだが、診てもらってもいいかな?」

[メイン] ドルトン : 「私は大したことはないと言っているのだが部下が心配してな。その言葉も無下にできないからよろしく頼むよ」

[メイン] チョッパー : うなずき、診察を開始する。

[メイン] チョッパー : しばらくして

[メイン] ドルトン : 「…どうだろうか?」

[メイン] チョッパー : 「おれの見立てでは、国王様の病気は、流行病です」

[メイン] ドルトン : 「…ふむ、やはり、か」

[メイン] ドルトン : 「しかしあの病気はまだ治療できないはず、どうしたものか…」

[メイン] チョッパー : 「いえ、薬ならあります」
スッとドルトンに薬を見せる。

[メイン] ドルトン : 「…!これは君が作ったのかね?」

[メイン] チョッパー : 横に首を振る。

[メイン] チョッパー : 「おれと」
そう言って後ろを振り向き

[メイン] チョッパー : 「この3人で作ったものです」

[メイン] 邪神ちゃん : ニッ!と国王にピース。無礼オブ無礼。

[メイン] 邪神ちゃん : 「ま、2割……いや、3割くらいは貢献したんじゃねーか?
 だーっはっはっはっは!!」
腰に両手を当て、げら笑い。

[メイン] ゆんゆん : その答えに、ハッと顔を見合わせるが。

[メイン] ゆんゆん : えへへへ、とチョッパーに笑い。
国王にこくり、と頷く。

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「……はい!」

[メイン] チョッパー : それを見てうなずき

[メイン] チョッパー : 「思いが詰まっている薬なら絶対に治るはずです」

[メイン] チョッパー : 「どうか、これを…」

[メイン] チョッパー : 跪き差し出す。

[メイン] ドルトン : 「ふむ…」

[メイン] ドルトン : 少し逡巡するが、チョッパーの手から薬を受け取り、その場で飲み干す。

[メイン] ドルトン : 「…苦いな」

[メイン] チョッパー : 「良薬口に苦しといいます」

[メイン] ドルトン : 先ほどまで悪かった顔色が少し良くなっている。

[メイン] ドルトン : 「…そのようだな。体が軽くなったようだ」

[メイン] チョッパー : 「それなら良かった」
ホッとした表情を見せ、3人のところへ戻る。

[メイン] ドルトン : 「君達には感謝してもしきれないな」

[メイン] ドルトン : 「ありがとう」
ぺこりお辞儀をする。

[メイン] 邪神ちゃん : 「ワポル……つったか?」

[メイン] ドルトン : 「…!」

[メイン] 邪神ちゃん : 「アイツには注意した方がいいですの」

[メイン] 邪神ちゃん : そう言い、踵を返し、帰って行った。

[メイン] ドルトン : 「何故その名を…わかった。忠告はありがたく受け取っておく」

[メイン] 邪神ちゃん : 背中を見せたまま、手を上げひらひらと。

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「……あっ、そ、それでは失礼します!」
邪神ちゃんが踵を返しているところと見て慌ててお辞儀をしてその場を去る

[メイン] ゆんゆん : 「……お大事にしてください、それでは……!
ぺこり、とドルトンにお辞儀をして。

[メイン] ゆんゆん : 「お疲れさまでした、それでは……行きましょうか────Dr.チョッパー」

[メイン] ゆんゆん : にこっと笑って。
扉の前で、医者として立派に果たした彼を待つ。

[メイン] チョッパー : ゆんゆんにうなずき、ドルトンにあいさつをして帰ろうとする

[メイン] ドルトン : 「君はチョッパーというのか」

[メイン] ドルトン : 「少し話をできないか?」

[メイン] チョッパー : 「……?」

[メイン] チョッパー : ドルトンとしばらく話をして、ゆんゆんが待つ扉へ向かう。

[メイン] ゆんゆん : 話をしたのを見届けて、チョッパ―と向き合う。

[メイン] チョッパー : 「悪い、待たせたな」

[メイン] ゆんゆん : いえいえ、と軽く微笑を返して。
手をぎゅっと結び、見合う。

[メイン] ゆんゆん : 「……チョッパーさん」

[メイン] チョッパー : 「なんだ?」

[メイン] ゆんゆん : 「冒険者に────医者とは違う、人を救うお仕事をやってみませんか?」

[メイン] ゆんゆん : 真剣な眼で、チョッパーの瞳と向きあう。

[メイン] チョッパー : その言葉とゆんゆんの表情にはっとした顔をする。

[メイン] ゆんゆん : ”冒険者”という職に、それぞれ考えはある。
金を稼ぐ手段であったり、人には言えない理由であったり、もう帰れない故郷のためであったり。

[メイン] ゆんゆん : 人の数だけその理由はあるが。
ゆんゆんは、”人を救う職業”と考えていた。

[メイン] ゆんゆん : じっと、見つめる。
その問いへの答えを待つように。

[メイン] チョッパー : 「…さっき、国王様に呼ばれたときに、おれ、こう言われたんだ」

[メイン] チョッパー : 「君はこの国に必要な人材だ」

[メイン] チョッパー : 「頼みたいことがある。国に仕え医学を広めてもらえないか?」

[メイン] チョッパー : 「今すぐに答えを出す必要はない。考えておいてもらえるか?」

[メイン] チョッパー : 「…って」

[メイン] ゆんゆん : 「…………」

[メイン] ゆんゆん : その言葉を聞いても、顔色は崩さない。

[メイン] チョッパー : おれ、どうしたらいいんだろうかと口ごもる。

[メイン] ゆんゆん : その彼の手を、ぎゅっと握る。

[メイン] ゆんゆん : 屈み、視線を同じ高さにして。

[メイン] ゆんゆん : 「チョッパーさん、あなたは────”どうしたい”ですか?」

[メイン] チョッパー : 「おれが”どうしたい”」

[メイン] チョッパー : ”どうしたい”
おれは”どうしたい”んだろうか?

[メイン] チョッパー : 医者として国に仕えるならドクトリーヌも喜んでくれると思う。
もちろん、ドクターだって…。

[メイン] チョッパー : それに国に仕えるなら迫害されることもないはずだ。

[メイン] チョッパー : でも…

[メイン] ゆんゆん : 当たり前だ、自らの生きる道は────”未知”。
恐怖は未知から生まれるもの、わからないものを体験するのは、恐れてしまう。

[メイン] チョッパー : こいつらが急に尋ねてきて、治療したときに感じた熱みたいなのが今もおれの中に残ってる。

[メイン] ゆんゆん : ”迷っている”ことに、にこり。
安堵させるように笑って。

[メイン] チョッパー : 国王も、国民も、それにこいつらだって、おれを必要としてくれてるならそれは一緒だ。

[メイン] チョッパー : その笑顔を見て、顔を伏せる。

[メイン] ゆんゆん : こういう時、あの人ならなんて言うだろうか。
強気な、周りを巻き込んでいくあの人なら────。

[メイン] ゆんゆん : 「チョッパーさん」

[メイン] チョッパー : 顔を上げる。

[メイン] ゆんゆん : 『ああ?どうしたいかだと?
 そんな迷ってるくらいなら────』

[メイン] ゆんゆん :  

[メイン] ゆんゆん :  

[メイン] ゆんゆん :  

[メイン] ゆんゆん : 「『────うるせェ!!!!いこう!!!!』」

[メイン] ゆんゆん :  

[メイン] ゆんゆん :  

[メイン] ゆんゆん :  

[メイン] ゆんゆん : 「ですよ!」

[メイン] ゆんゆん : めいいっぱい。

[メイン] ゆんゆん : 彼女が出せる全力の、大声でそう叫んだ。

[メイン] ゆんゆん : 屈んでいた背を伸ばして、ぎゅっと握った手を掴んだままに。
チョッパーの答えを待たないかのように、扉を開いていく。

[メイン] チョッパー : その言葉に呆気にとられるが

[メイン] ゆんゆん : 雪が顔にぱしゃり、と当たって。
でもなんだか、スッキリした気分だ。

[メイン] チョッパー : 「…………」
自然と涙と鼻水が流れ

[メイン] チョッパー : 「お゙お゙!!!!」

[メイン] チョッパー : そう答えて去って行くゆんゆんの背中を追いかけていった。

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : シナリオクリア
冒険者は経験値を300点獲得します。

[メイン] system : [ 邪神ちゃん ] 経験値 : 136 → 436

[メイン] system : [ 白の聖女エクレシア ] 経験値 : 244 → 544

[メイン] system : [ 邪神ちゃん ] 経験値 : 436 → 106

[メイン] system : [ ゆんゆん ] 経験値 : 231 → 531

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : しばらくして、隠れ家を訪れる影が一つ。

[メイン] ??? : 久しぶりに戻ってみると家はもぬけの殻。

[メイン] ??? : しかし置き手紙を見つけ、サングラスを外す。

[メイン] ??? : 「………」

[メイン] ??? : 「行っといでバカ息子……」

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : シャンクス&トロールズ
「薬を探して」

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] 邪神ちゃん :  

[メイン] 邪神ちゃん : かくして酒代を懸けた依頼は無事、果たした。

[メイン] 邪神ちゃん : うひゃひゃひゃ!めきめきと成長していく自分の音が
聞こえてきますの!この調子なら─────。

[メイン] 邪神ちゃん : 「うおらァアアッ!!隙アリッッ!!!」

[メイン] 邪神ちゃん : 「邪神ちゃんドロップキィィイイイイイイイイッッ─────」

[メイン]   : 「うっさい」

[メイン]   :  

[メイン]   : グチャアアァァァッ!!!!

[メイン]   :  

[メイン] 邪神ちゃん : 「ぎゃああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」

[メイン] 邪神ちゃん :  

[メイン] 邪神ちゃん :  

[メイン] 邪神ちゃん : ─────まだまだでしたの。全っ然、まだまだでしたの。

[メイン] 邪神ちゃん : 人に一歩踏み出す勇気を諭しておきながら、自分はこのザマですの。

[メイン] 邪神ちゃん : ガチャガチャ、と皿洗いの音が部屋の中で。
エプロン姿の邪神ちゃんは、とある村娘の家に居候していた。

[メイン]   : 「邪神ちゃん、今日のご飯何?」

[メイン] 邪神ちゃん : 「ん?ああ今日は、野菜炒めですの」

[メイン]   : 「え……やだ、他のにしてよ」

[メイン] 邪神ちゃん : 「は?なんで?」

[メイン]   : 「気分じゃないから、あと苦いし」

[メイン] 邪神ちゃん : 「良薬口に苦しって……」

[メイン]   : 「変えて」

[メイン] 邪神ちゃん : 「アッハイ」

[メイン] 邪神ちゃん : 大人しく、主の言う通りに晩御飯の献立を変える邪神ちゃんであった。

[メイン] 邪神ちゃん : 弱肉強食なこの世界。強き者が、弱き者を支配する。
奴隷という存在だって、当たり前にいる。
じゃあ、邪神ちゃんもある意味、奴隷みたいなもん?

[メイン] 邪神ちゃん : んなわけねーーーですの!!

[メイン] 邪神ちゃん : 私は、このふざけた縦社会をブッ潰してやるですの!!!

[メイン] 邪神ちゃん : 冒険者は、まだまだ続けていく!
私は、もっと強くなっていきますの!!!

[メイン] 邪神ちゃん : 待っていろですの!!革命の時!!!

[メイン] 邪神ちゃん :  

[メイン] 邪神ちゃん :  

[メイン] 邪神ちゃん : 邪神ちゃんの受難も、まだまだ続きそうだ。

[メイン] 邪神ちゃん :  

[メイン] 邪神ちゃん :  

[メイン] 邪神ちゃん :  

[メイン] ゆんゆん : はぁああ、とかじかんだ両手に息を当てる。

[メイン] ゆんゆん : コートを着てるはずなんだけど、やっぱり寒いなぁ……
山登りした時の方がむしろ、寒さとか忘れてたかも。

[メイン] ゆんゆん : 暖を求めて、手をポケットに突っ込み……んっ、あれ?

[メイン] ゆんゆん : ごそごそと異物がある感覚。
それを握って、取り出してみれば。

[メイン] ゆんゆん : 「……お金?」

[メイン] ゆんゆん : きょとんと、ソレに首を傾げたが。

[メイン] ゆんゆん : ────『ありがとな』

[メイン] ゆんゆん : 「…………」

[メイン] ゆんゆん : あの強気で、自信があって、その割には不器用に人に優しい、仲間の事を思い出す。

[メイン] ゆんゆん : 「……えへへへ、別に私はいいのに」

[メイン] ゆんゆん : ぎゅっとそのお金を握りしめ、ふふっと笑う。

[メイン] ゆんゆん : 「これも返せてないのに……
 こんなことなら、あなたに会いに行っちゃいますよ」

[メイン] ゆんゆん : きゅっと、自分のものではないマフラーを締めて。

[メイン] ゆんゆん : 「お礼の一つくらい、させてくださいねっ」

[メイン] ゆんゆん : ゆんゆんの顔が、朱色に染まる。

[メイン] ゆんゆん : その理由が寒さからだったか、恥ずかしさからだったのかは────

[メイン] ゆんゆん : この白銀の大雪原に尋ねてみなければ、わからないことだろう。

[メイン] ゆんゆん :  

[メイン] ゆんゆん :  

[メイン] ゆんゆん :  

[メイン] 白の聖女エクレシア :  

[メイン] 白の聖女エクレシア : 雪降りしきる大地、この町は食べ物も結構おいしく

[メイン] 白の聖女エクレシア : ここに暫く留まるのも悪くないな…

[メイン] 白の聖女エクレシア : そう考えていた時だった

[メイン] 電伝虫 : プルプルプル…

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「?」「はいもしもし」

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「…あ!VTRさんお久しぶりです!」

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「……はい……はい」

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「え?追手がこの国に来てる?」

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「…はい、分かりました、ありがとうございます」

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「それでは失礼しますね」

[メイン] 白の聖女エクレシア : ガチャン

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「……」

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「さて…長居するわけにもいきませんね」

[メイン] 白の聖女エクレシア : 「次の目的地に向かいますか!」

[メイン] 白の聖女エクレシア :  

[メイン] 白の聖女エクレシア :  

[メイン] 白の聖女エクレシア :